ヤクザ
ヤクザとは、正業に就かず、暴力・非合法を基本とする社会に身を置く人々のこと。素行の悪い者。道楽者。「極道」とも言う。現在では特に暴力団組員のことを指す。ちなみに、ウェブ上でヤクザのフリをする人を「ネクザ」と言う。
歴史
「ヤクザ」は元々「博徒」すなわち賭博を稼業とする者らの集団と、露天商を基本とする「テキヤ」の集団に起源を持つ者らの、大きく二つの起源を持つ。「テキヤ」は「香具師」とも称する。江戸時代、賭博は重犯罪として厳しく取り締まられていたが、江戸中期以降には常習的に賭博を行う「博徒」の集団が現れ、現代に至っている。一方「テキヤ」はいわゆる「非人身分」とされていた。今日に至るまで「社会の枠組みの外」の人々とされてきた。
語源
「ヤクザ」というその語源ははっきりしていないが、賭博用語が語源であるとする説が通説となっている。花札を使った三枚(またはおいちょかぶ)という博奕では、3 枚札を引いて合計値の一の位の大小を競う。8・9 の目が出た後 2 が出れば 19 となって最高得点だが、3 が出ると 20 になってしまう。そこでこの 8・9・3 を続けて読んだ「ヤクザ」が「役にたたないもの」を意味するようになり、博徒集団のことを指すようになったとする。他に、歌舞伎役者の派手な格好を真似た無法者のことを「役者のような」と言っていたことから、「ヤクシャ」が訛って「ヤクザ」になったという説、「役戯れ」から来たと言う説もある。
あるいは昔、喧嘩などの仲裁を行う者を「役座」と呼んだことに由来するという説もある。
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