マウス
マウス
英語"mouse"
狭義には実験用のハツカネズミを指す。広義にはラットより小型のネズミのこと。
ポインティングデバイスの一つであるマウス。本項で詳述。
あかほりさとる原作、板場広志作画の漫画、『マウス』。巨乳美女メイドを多数従える怪盗マウスが、世界中の財宝を盗む。
英語"mouth"は、口の意。
独語"Maus"
英語と同じく、ネズミの意味。
第二次世界大戦末期のドイツ陸軍戦車。200トン近い史上最大級の戦車である。なお、1000トン級のさらに巨大な超重戦車ラーテも計画されていたが、これも英語でいう「ラット」のこと。
アート・スピーゲルマンによるホロコーストを描いた漫画、マウス-アウシュヴィッツを生き延びた父親の物語(原題 Maus: A Survivor's Tale)。
ポインティングデバイスとしてのマウスは、ダグラス・エンゲルバートが1968年に発明した。
本体を手に持って水平に移動させ、ボールや赤外線などを利用したセンサで移動を検知し、2次元の移動距離をコンピュータへ伝える。当初エンゲルバートが発明したマウスは、それぞれx・y軸の動作を検出する二つの車輪を底面に装備していたが、のちにボール式が主流となった。この方式は斜め方向の動作の検出がしやすい、微妙な手の動きを伝えやすいなどの利点があったが、その反面でデスク上の埃を巻き込んで次第に快適な動作性能を失っていくため、ときおり分解清掃をする必要がある。そのため近年は、分解掃除が不要な光学式(オプティカル)マウスが主流である。
光学式マウスは当初、専用のマウスパッド上でなければ動かないなどの欠点が挙げられたが、近年はそのようなことはなくなってきている。(ただしガラス板や、白いプラスティック製下敷きなどの上では全く動作が検出できない場合などもある)
マウスのボタンは、Macintoshでは1つ、PC/AT互換機では2つから5つ、UNIXでは3つのボタンがついていることが多い。このボタンを押すことをクリック、ボタンを押しっぱなしにすることをプレス、またプレスしながらマウスを動かすことをドラッグという。そうしてドラッグしたものからボタンを離すことをドロップという。ドラッグとドロップでドラッグアンドロップということがある。
ボタンだけでは充分な快適性が得られないとして、ホイール(車輪)やトラックボールが表面に付いているものもある。
また、通常「マウス」というと、上述したように2次元のポインティングデバイスだが、3次元座標を入力する3次元マウスもある。
マウスの感度を示す単位はミッキーであり、1ミッキーは1/100インチマウスを動かすことを意味する。このとき画面上でカーソルが何ドット動いたかを、ミッキー/ドット比で指定することで、プログラム上のマウスの感度は実装される。命名者はマイクロソフトのプログラマーであったクリス・ピーターズであり、この単位名はミッキーマウスに由来する一種のジョークと思われる。彼はマイクロソフト社の105人目にあたる社員で、Windows上のマウスドライバなど根幹部分を開発した。その後マイクロソフト社のオフィス部門副社長などを務め、現在は米プロボウリング協会のチェアマンとなっている。
外部リンク
NPA CarrersによるChris Petersに対するインタビュー(英文) Chris Peters(ピーターズがチェアマンを務める米プロボウリング協会による紹介、英文)