ウォン
ウォン(韓:원)は韓国および北朝鮮の通貨単位。もともとは「円」の朝鮮語読みで、漢字表記をしないことが多い。
韓国のウォンは日本円の約10分の1程度の価値の貨幣(例: 100円 = 1000ウォン)。しかし、実際の韓国の物価は日本の3分の1程度である(例: ソウル市の地下鉄の初乗りは500ウォン、東京の地下鉄の初乗りは160円)。
北朝鮮のウォンは1ウォン = 70円程度(推定。北朝鮮のウォンは国内しかも朝鮮人民のみの流通に限定されているので外貨両替が成立しない。そのため、このレートはあくまで物価などから推定されたものにすぎない。ただしこれも情報が古く、近年の北朝鮮国内のインフラにより、現実とは大きくかけ離れていると思われる)。同じくウォンと称する韓国のものとはまったく違うレートである。さらに、北朝鮮では、ウォンの下にチョン(銭; 韓:전)という単位が存在し、1ウォン = 100チョン。また、現地人が使用するウォン(中央銀行発行)は外国人が使用できないため、別に外国人の使用するウォン(貿易銀行発行)が発行されていたが、2002年7月、外国人との取引は、外貨を北朝鮮国内で直接流通させる方法に切り替えられ、外国人の使用するウォンは廃止された(なお、直接流通させる外貨は、当初米ドルだったが、北朝鮮が米国に「悪の枢軸」と名指しされたのを機に、現在はユーロに代わった。ほかに、在外同胞の往来の関係で日本円も使われることがある)。