アタリ (ゲーム)
アタリは、アーケードゲームの始祖のゲーム会社。1972年アメリカでノーラン・ブッシュネルによって設立された。囲碁好きの彼が囲碁用語の「アタリ」から社名を取ったエピソードは有名。アーケードゲームの始祖となるポン、ブレイクアウト(いわゆるブロック崩し)を発表する。
オリジナルゲームを製作する傍ら、ナムコと提携、ナムコのゲームをアメリカで販売、アタリのゲームを日本に輸出している。
家庭用ゲーム部門では1977年『アタリVCS』を発表。ソフトウェアを外部接続カートリッジとして、それまでゲーム内容が固定されていたゲームを交換できる、いまの家庭用ゲームの原型となるシステムを採り入れた。大ヒットしたものの、その大きな市場を狙ったレベルの低いソフトが粗製濫造され、急速にユーザー離れを起こしたアタリショックが起きる。この結果、1985年にアタリは家庭用ゲーム部門のアタリコープ(Atari Corp.)と業務用ゲーム部門のアタリゲームズ(Atari Games)に分割される事態に陥った。
その後、アタリコープは、1989年にポータブルマシンAtari Lynx、1993年にはAtari Jaguarを発売するが、アタリのハードウェアはいまのところこれらが最後となっている。
アタリコープは1996年にハードディスクメーカーのJTS(JTS Corporation)に吸収合併されるが、程なくJTSが経営危機に陥り、1998年、ハズブロ・インタラクティブ(Hasblo Interactive)がアタリコープの知的所有権を買収。さらに2000年、そのハズブロをフランス資本のアンフォグラムス(Infogrames.日本では「インフォグラム」と表記)が買収。アタリの名を聞くことは少なくなったが、2003年アンフォグラムスの北米部門が『Atari Inc.』に社名変更。古くからのアタリファンにはうれしいニュースとなった。
一方アタリゲームズはガントレット、マーブルマッドネスなどの秀作ゲームを順調にリリース。子会社としてテンゲンを設立し、家庭用ゲームにも進出した。日本では業務用はナムコ、後にはコナミを、家庭用はテンゲンの日本法人を通じて発売された。しかし1996年に業務用大手のWMSインダストリーズ(WMS Industries.ミッドウェイ(Midway)、バリー(Bally)、ウィリアムズ(Williams)などの持株会社)に買収され、2000年に社名をミッドウェイ・ゲームズ・ウェスト(Midway Games West)に改称。翌年、業務用部門から撤退し、2003年に解散している。
主なハードウェア
Atari VCS Atari 2600 Atari Portfolio Atari Lynx Atari Jaguar
主なゲーム作品
ポン ブレイクアウト アステロイド ミサイルコマンド テンペスト ガントレット マーブルマッドネス ハードドライビン サンフランシスコ・ラッシュ ピットファイター プライマルレイジ