キング (駒)
キング (king) はチェスの駒の一種。王を表し、王冠の形をしている。チェスの目的は相手のキングを詰めること(チェックメイト)であり、相手のキングを詰めた方が勝ちとなる。棋譜上では K で表される。
初期位置
チェスボードの、自分から見て一番近い列の白なら右から4番目、黒なら右から5番目の、ビショップとクイーンの間のマスに配置する。すなわち、白ならe1、黒ならe8に配置する。
駒の動き
縦、横、斜め全ての方向に1マスだけ移動できる。 移動先に相手の駒(違う色の駒)があった場合、駒を取り除きそのマスに移動する。 味方の駒(同じ色の駒)のあるマスには移動できない。 将棋の玉将と同じ動き。 以下の条件を満たす場合、キングが横に2マス移動し、その逆隣にルークが移動するキャスリングと呼ばれる特殊な移動をすることが出来る。 ゲーム開始以来キングとキングが移動する側のルークが初期位置から一度も動いていない。 キングと移動する側のルークとの間に敵味方問わず他の駒がない。 キングにチェックがかかっていない。 キングの移動するルート上に相手の駒が利いていない。
チェック
何もしなければ自分のキングを取られてしまうことをチェックといい、チェックをかけられた側は必ずチェックを外す手を指さなければならない。チェックを外す方法は、以下の通り。 キングにチェックをかけている駒を取る。 キングをチェックのかからないマスへ移動させる。 相手の駒の利き筋に自駒を移動する。 チェックがかかっているにも関わらず関係無い手を指したとしても、その着手は無効となり、チェックを外す手を指し直さなければならない。もし相手がチェックに気付いていなかったとしても、相手のキングを取ることは出来ない。また自分からチェックがかかるマスにキングを動かすことは出来ない。もし誤ってそのような手を指した場合、やはり無効手として別の手を指しなおさなければならない。どんな手を指してもチェックを外せない(どんな手を指しても相手の手番でキングを取られる)状態をチェックメイトと呼び、ゲームはこの状態になった方の負けとなる。また、チェックはかかっていないが、合法手がない状態をステイルメイトと呼び、この場合ゲームは引き分けである。
関連項目
クイーン ビショップ ナイト ルーク ポーン チェス用語一覧