リサイクル
リサイクル(Recycling、リサイクリング、再生利用)とは製品化された物を再資源化して、それを利用して新たな製品をつくること。循環型社会形成推進基本法には、「再生利用とは、循環資源の全部又は一部を原材料として利用すること」と定義されている。
日本では古くから紙のリサイクルが行われているが、ほかにもぼろ布、アルミ缶、スチール缶、ガラス、ペットボトル、タイヤ、食用油などがリサイクルされている。
紙のリサイクル
脱墨したあと、再び紙の原料として使用される。トイレットペーパー、段ボール、板紙に再利用される場合が多い。牛乳パックなどはバージンパルプから作成されていて繊維の品質が高いが、回収された場合にはその多くがトイレットペーパーといった再使用が出来ないような用途に用いられている。仕様する用途に特化した紙が作られるようになるにつれ感熱紙を始めとする、リサイクル上の問題となる禁忌品が増えており問題視されている。
食用油のリサイクル
石鹸、ディーゼルエンジン用燃料などに使用される。一部自治体ではリサイクルされたディーゼルエンジン用燃料によってコミュニティバスを運用している。
問題
LCA(ライフコストアセスメント)、資源、環境を考えた場合に、ペットボトル、紙、発泡スチロールトレイなどをどうするべきか意見が分かれている。
関連項目
再使用(リユース) リデュース
関連法規
| 法規(通称など) | 概要 | 施行 |
|---|---|---|
| 循環型社会形成推進基本法 | リサイクルと廃棄物に関する基本的な枠組み | 2001年1月 |
| 廃棄物処理法 | 廃棄物の適正なリサイクル、処分などを規定 | 2001年4月 |
| 資源有効利用促進法(改正リサイクル法) | 廃棄物のリユース、リサイクルなどを規定。2003年10月よりパーソナルコンピュータ(ノートブック、デスクトップとも)、コンピュータ用ディスプレイ(CRT、LCDとも)が対象となった。 | 2001年4月 |
| 容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進に関する法律(容器包装リサイクル法) | 容器包装(ガラス製容器、ペットボトルなど)の製造事業者などへの、リサイクルの義務付け | 2000年4月 |
| 特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法) | 家電製品(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)(2004年4月1日から冷凍庫)の製造・販売事業者への、回収やリサイクルの義務付け | 2001年4月 |
| 建築工事に係る資材の再資源化に関する法律(建築資材リサイクル法) | 建設工事の受注者などへの、建設廃棄物のリサイクルなどの義務付け | 2002年5月 |
| 食品循環資源の再利用等の保護に関する法律(食品リサイクル法) | 食品の製造・販売事業者への残渣発生抑制やリサイクルの義務付け | 2001年5月 |
| 国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン製品利用促進法、グリーン購入法) | 再生品などの購入の促進 | 2001年4月 |
| 使用済自動車の再資源化等に関する法律(自動車リサイクル法) | 自動車製造業者への使用済み自動車のリサイクルの義務付け | 2002年7月 |