ルネサンス
ルネサンス(Renaissance)とは、狭義には、イタリアまたは西欧で、14世紀~16世紀頃に興ったと考えられる歴史的・文化的運動を指す。また広義で、前述とは異なる時代・地域における、古代文化の復興運動をもこう呼ばれることがある(例:カロリング・ルネサンス)。さらには商業主義の中で、単に「復興」「隆盛」を指す代用語として用いられている例も数多見受けられるが(例:コスメティック・ルネサンス)、これは「ルネサンス」の本来の字義から言っても、濫用の謗りを免れないだろう。日本では「文芸復興」とも訳されてきた。
ルネサンスは、その語の西欧、ひいては世界の進行方向を決定付けるような、文化史・精神史の上での一大事件であった。通常、北イタリアで、フィレンツェ、シエナ、ヴェネツィアなどの都市を中心にして、14世紀~15世紀頃にはじまり、16世紀には北ヨーロッパにも波及したと考えられる(後者は、美術史上では北方ルネサンスと呼ばれ、イタリア・ルネサンスとは、かなり異なる)。
「ルネサンス」
ルネサンス Renaissance という語は、nessance (「誕生)の意)に、接頭辞 re (「再び」の意)が付いていてことから分かるように、「再生」を意味するフランス語である。19世紀の歴史家ミシュレやブルクハルトによって、決定的に認知された時代概念であるが、すでにそれ以前から、フランス人の一部で用いられていたことが確認されている。さらにこの語・概念は、中世末期のイタリアにまで遡ることが出来(rinascita 等)、当時のイタリア人がこの言葉を用いたその意識こそは、ルネサンスの本質的問題と関わる。
音楽におけるルネサンスは、イタリアではなくフランドル・フランスが中心である。
ルネサンスの三大発明
ルネサンスの三大発明とは、活版印刷、羅針盤、火薬のことである。これらはいずれも西洋社会の近代化に役立つ事となる。印刷術の発明は聖書の印刷を可能にし、宗教改革へと発展することとなる。 火薬の発明による戦術の変化は、やがて騎士の没落をもたらす。羅針盤は地理上の新発見を可能にする。
ルネサンス期に活躍した人
文学
ダンテ・アリギエーリ トスカナ地方の方言で叙事詩『神曲』を著し、イタリア語の基礎となる。 ペトラルカ ラテン古典の研究、キケローを賛美する。 ボッカチオ 『デカメロン』
美術
フィレンツェ レオナルド・ダ・ヴィンチ ボッティチェリ ローマ・ヴェネツィア・ミラの ミケランジェロ・ブオナローティ ラファエロ・サンティ ジオット ドナテルロ ティツィアーノ フィリッポ・ブルネレスキ
音楽
建築
ブラマンテ