リトアニア
リトアニア、正式名称リトアニア共和国は、ヨーロッパ北東部の国である。バルト海に面して並ぶバルト三国の内の一つであり、 北はラトビア、南東はベラルーシ、南はポーランド、南西はロシア(カリニングラード州)と接している。
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| 国の標語 : なし | |||||
| 公用語 | リトアニア語 | ||||
| 首都 | ビリニュス | ||||
| 首都の座標 | 北緯 54度41分 東経 25度19分 | ||||
| 大統領 | アルトゥラス・パウラウスカス Artūras Paulauskas 臨時代行 (4月6日 -) | ||||
| 首相 | アルギルダス・ブラザウスカス | ||||
| 面積 - 総計 - 水面積率 | 世界第120位 65,200;km² 極僅か | ||||
| 人口 - 総計(2004年) - 人口密度 | 世界第126位 3,607,899人 55人/km² | ||||
| GDP (PPP) - 合計(2003年) - 1人当たり | 世界第74位 401億7,000万ドル 11,200ドル | ||||
| 独立 - 宣言 - 承認 | ロシア帝国から 1918年2月16日 1920年7月20日 | ||||
| 通貨 | リタス | ||||
| 時間帯 | UTC +1 | ||||
| 国歌 | 国民賛歌 | ||||
| ccTLD | .LT | ||||
| 国際電話番号 | 370 | ||||
国名
正式名称は、Lietuvos Respublika (リトアニア語: リェトゥボス・レスプブリカ) 。通称は、Lietuva (リェトゥバ)。公式の英語表記は、Republic of Lithuania。略称は、Lithuania。
日本語の表記は、リトアニア共和国。通称は、リトアニア。
旧称、リトアニア・ソビエト社会主義共和国。
歴史
詳細はリトアニアの歴史を参照。歴史的な文書に最初に登場するのは1009年で、それからリトアニアは中世において重要な国の一つになった。13世紀、東ヨーロッパへのドイツのチュートン騎士団の植民とそれに伴うキリスト教化の試みは失敗し、独立したリトアニア大公国が生まれ、やがて東ヨーロッパ一帯に領土を広げる大国となった。キリスト教化はのちに個人的な結びつきがきっかけで平和的に実現され、14世紀にはポーランドのヤゲウォ家がリトアニア大公を兼ね同君連合となり、1569年以降はルブリン連合として合同しポーランド=リトアニア共和国(ジェチポスポリタ)が成立した。この国は1795年の第3次ポーランド分割によってロシア帝国に併合された。
ロシア革命の余波が及んでいた1918年2月、ドイツの計画したミッテル・オイローパ構想(汎ヨーロッパ主義)の一環として、以前より小さいながらも独立したリトアニア王国が立てられた。その後、第一次世界大戦でドイツが敗北すると、同年11月リトアニア共和国となった。リトアニア共和国は、4世紀に渡る連合を捨てて、ポーランド(中央リトアニア、スヴァウキ)やドイツ(クライペダ)との領土問題で争いつづけた。1926年には独裁制に移行している。第二次世界大戦中の1940年、ソビエト連邦によって併合された。
1985年以降のソビエト連邦のグラスノスチ(情報公開)により、共産党政権は終結し、旧ソ連を構成していた15の共和国の中でもっとも早い1990年3月11日に独立を宣言した。国内に他民族(主にロシア人)が少なかったことが、国内意見の集約を容易にさせた側面があるとされる。独立後は、エストニア・ラトビアとは異なり、残留ロシア人に対しほぼ無条件で国籍をあたえた。その後、西欧諸国との結びつきを強めており、2004年3月29日にはNATOに加盟し、さらに5月1日にはヨーロッパ連合(EU)へ加盟した。
政治
詳細はリトアニアの政治を参照国家の元首は大統領であり、5年任期で直接選挙によって選ばれる。また外交や防衛方針の策定にも加わり、それらを指揮する職務も担う。大統領は、議会の承認を得て、首相や他の閣僚を任命する。他にも官僚や憲法裁判所の裁判官も任命する。
リトアニア議会は「セイマス」(Seimas)と呼ばれ、一院制で141議席有り、4年任期で選挙により選ばれる。この内71議席は小選挙区直接選挙、70議席は全国比例代表制により選出される。議会に議員を送り込むには、政党はすくなくとも全投票の5%を獲得しなければならない。
地方行政区分
詳細はリトアニアの州を参照行政区分は10の州 (apskritis) に分けられており、それぞれに州庁のある市の名前が付けられている。 さらに州は全部で56の地方自治体(市や地区)に分割される。これらの行政上の区分けは1994年に行われた。
アリトゥス (Alytaus) カウナス (Kauno) クライペダ (Klaipedos) マリヤンポレ (Marijampoles) パネベジス (Panevezio) シャウレイ (Siauliu) タウラゲ (Taurages) テルシェイ (Telsiu) ウテナ (Utenos) ビリニュス (Vilniaus)
なお、行政区分とは別に、民族誌学的な観点から4つの地方に分けられる。 アウクシュタイティヤ (Aukštaitija) - 主要部 ジャマイティヤ (Žemaitija) - 南西部 ズキヤ (Dzukija) - 南部 スヴァルキヤ (Suvalkija) - 海岸地域
地理
詳細はリトアニアの地理を参照リトアニア共和国はバルト海諸国の中でもっとも大きく、有名な国でもある。 およそ100kmの砂の海岸が広がり、その内の38kmがバルト海に面している。 主な不凍港はクライペダ港で、クルシュー砂州の狭い入り口にある。 その浅瀬はカリニングラードに向かって南に広がっている。 ネムナス川とその支流は、国際運河ともなっている。 国土は、氷堆石による丘を除けば、なだらかに平坦である。丘は西と東の方で高台となっており、最も高い地点でも292mしかない。 ヴィスティティス湖など多くの湖と低湿地帯があり、混交湿地林が国土の30%を覆っている。 気候は、海洋性と大陸性の中間で、湿気があり、夏と冬は温暖である。 地理学者によると、首都のビリニュスはヨーロッパの地理学的な中心地に位置しているとのことである。
経済
詳細はリトアニアの経済を参照リトアニアを含めたバルト諸国の貿易相手は、ほとんどロシアである。1998年のロシアの経済危機で落ち込んだ時期もあったが、回復しつつある。2001年の失業率は12,5%と高く、また国内の消費も低かったが、それらも好転してきた。 2003年、リトアニアはEU圏内の国で最も高い経済成長率(第3四半期で8,8%)を記録した。 西欧諸国との貿易を拡大し、世界貿易機関(WTO)の一員ともなった。2004年にはヨーロッパ共同体(EU)に加盟する計画が進んでいる。 国有企業、特にエネルギー部門におけるそれの大規模な民営化が開始されており、現在も進行中である。 通貨であるリタスは、2002年2月2日よりユーロとの固定相場制が導入されている。
国民
詳細はリトアニアの国民を参照人口の80%以上が、リトアニア語を話すリトアニア人である。リトアニア語は、現存している2つのバルト語族の内の一つであり、公用語にもなっている。少数派として、ロシア人(8%)、ポーランド人(7%)、ベラルーシ人(1,5%)がおり、リトアニア内でもそれぞれの言語を話している。宗教は、ローマ・カトリックが主流であるが、他にも東方正教、プロテスタント、ユダヤ教がある。
有名な出身者
→リトアニア人一覧
文化
| 日付 | 日本語表記 | 現地語表記 | 備考 |
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関連項目
リトアニア関係記事の一覧
外部リンク
公式
リトアニア政府 (リトアニア語、英語) リトアニア大統領府 (リトアニア語、英語)
その他
日本外務省 リトアニアの情報
参考資料
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