サラブレッド
サラブレッド(Thoroughbred)とは、18世紀にイギリスで競走用にアラブ馬から品種改良された軽種馬である。現在も競馬で勝つことのみを目的とし、日々交配と淘汰とが繰り返されており、人の創り出した最高の芸術品とも呼ばれている。
体高は160cmほど、体重は450~500kgが標準的。頭は小さく、四肢は長く、胸や臀部の筋肉は発達しており、速く走ることに向いている。だがケガをしやすく、物音や閃光に弱いなど肉体的・精神的にデリケートである。毛色は鹿毛や黒鹿毛が多く、他に青鹿毛・青毛・栗毛・栃栗毛・芦毛・白毛がある。粕毛・月毛・河原毛などは見られない。
サラブレッドは1791年以来厳格な血統登録が行われており、1頭1頭に必ず血統書が存在している。両親がサラブレッドでなければサラブレッドとは認められない(ただし、サラブレッド系種に8代連続サラブレッドを掛け合わせたものはサラブレッドと認められる場合がある)。現在の全てのサラブレッドは、父系を遡るとダーレーアラビアン (Darley Arabian)、ゴドルフィンアラビアン (Godolphin Arabian)、バイアリーターク (Byerly Turk)のいずれかにたどりつく。これを「三大始祖」という。
アラブ種の血が混じった馬は、アラブ血量が25%以下ならば「サラブレッド系」、25%以上ならば「アングロアラブ」と呼ばれる。
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名門に生まれた人を指して、サラブレッドと例えることがある。