ソマリランド
基礎データ
ソマリランドは、1991年6月にソマリアからの独立を一方的に宣言した地域。正式名称はソマリランド共和国 (Republic of Somaliland)。旧イギリス領ソマリランドを領域とする。なお、現在のところ、国際的には国家として承認されていない。 面積 : 11~12万平方キロ(推定) 人口 : 300~400万人(2003年推計) 首都 : ハルゲイサ (Hargeisa) 主要都市 : ベルベラ (Berbera) 言語 : ソマリ語、英語、アラビア語が公用語 民族 : ソマリ系イッサ人 宗教 : イスラム教(スンナ派が大多数) 通貨 : ソマリランド・シリング(shilling) (1米ドル = 6,000ソマリランド・シリング:2002年)
政治
ソマリアのバーレ独裁政権崩壊後、混迷を極めるソマリア情勢に嫌気がさしたソマリ国民運動 (SNM) が北部地域を分離し、独立国家を宣言。この国の情勢はほとんど伝えられることがないが、第2代大統領のイブラヒム・エガルが2002年に死去、第3代大統領に統一人民党 (UDUB) のダヒル・リヤレ・カヒンが就任した模様。エチオピアとはわりと緊密な関係を保持し、政治的には安定している。ソマリアのハッサン暫定大統領および暫定政権には激しく反発しており、再統一は極めて困難だとされる。地元住民の中にもソマリアとソマリランドは全く別の国であるという認識が強いようで、ソマリアと比べ治安も比較的安定しているソマリランドに誇りを持っている住民が多いという。 ソマリランドの大統領一覧
経済
ソマリアと違い政治の安定性が確保され経済も良好だが、世界的には最貧国の1つとされる。通貨ソマリランド=シリングはソマリアの通貨より価値が高い。主要産業は畜産業など第1次産業がほとんどだが、良港ベルベラを抱えることもあり、海上交通の要衝としても注目される。 現地を取材したNHKの本を読む限り、日本車がたくさん走っているらしい。