リハビリテーション
リハビリテーションは以下の様な時に使われる。
障害を持った人が生活していく手段を得るためのアプローチ。
アプローチの手段のひとつとしての訓練自体もリハビリテーションと呼ばれる。
第二次大戦中激増した傷病兵に残る身体障害が社会問題化したことからアメリカで始まり、政情不安定地域ではいまだに
地雷被害の後遺症患者が多いが、先進国では
脳卒中など神経疾患の後遺症、
老年痴呆への対策の比重が増している。
障害を以下の3つレベルに分け、それぞれについて対策を講じていく。
障害の医療モデル
Impairment(基質損傷)
- 後天的な傷病・先天的異常により身体機能が損なわれている状態。具体例として、四肢欠損、麻痺、失調、拘縮、痴呆、失明、失語などのほか、腎不全、重症不整脈など内臓機能障害も含まれる。
- 理学療法、作業療法、言語療法などによる機能向上や、透析導入、心臓ペースメーカー埋め込みなどの治療が行われる。
Disability(機能障害)
- Impairmentの結果として失われている能力。具体例として、歩行障害、コミュニケーション障害、ADL低下、認知障害など。
- 理学療法、作業療法、言語療法では残された機能を用いて目的を遂行する訓練を行うほか、装具・用具を用いて動作の自立を目指すアプローチも用いる。下肢麻痺の患者が車椅子を用いることで移動能力を補うなど。或は個々の介護。
Handicap(社会的不利)
- 社会との関係で被っている損害。また、生活を維持する上で考慮されるべき社会的背景。就業困難、要介護、経済的困難、家屋・施設の使用困難など。
- 介護サービスの導入、家屋の改造など、行政との連携が重要になる。日本では社会の高齢化が進むことにより経済的な補助の必要性がより大きくなることに対応して介護保険制度が始まった。