テレビショッピング
テレビショッピングは、テレビを使って商品を紹介する等の形態により視聴者に商品の購入を促す通信販売番組。販売商品は有体物とは限らない。特定の商品ではなく、自社のサービスのアピール等により不特定の商品の購入を促す形態の番組もある。
放送の形態
主に次のような形態により放送する。録画番組が中心であるが、生放送のものもある。 ケーブルテレビやCS上にチャンネルを設け、そのチャンネルでテレビショッピング番組を放送する。 24時間放送出来るなどの利点がある。コストがかかるのが欠点。 既存のテレビ局から番組枠を購入し、その枠で番組を放送する。 放送時間は限られるが、CS等と比べて視聴可能人口の多い、または視聴する確率の高い放送局で放送されることが多いため、番組を放送することによる反響が大きい。最近はどこの局もテレビショッピング番組の放映時間が増えている。
販売する商品
電気製品、健康食品、ダイエット商品、日用品といった定番のものから化粧品、装飾品、コンパクトディスク、学習用品、スポーツ用品まで多岐にわたる。時には個人向け国債などが販売されていることもある。国内製の商品または国内の業者が開発した商品は、日本人が当該商品を紹介することが多い。商品の傾向は通販業者によって様々であるが、主に電気製品、健康食品など、日本人にとって関心の高い分野の商品を取り扱うことが多い。
海外製の商品または海外の業者が開発した商品は、当該外国人が商品を紹介したものを日本語の吹き替えを付けて放送することが多い。商品は主に化粧品、ダイエット商品など、コンプレックス産業系の商品が多い。
番組の内容
番組によって異なるが、基本的には次のような流れが多い。 通販業者の販売員・芸能人およびいわゆるサクラ等が出演する。 商品の利点などを販売員が説明し、それが真実であることを証明する(極端な状況下で商品を使用するなど)。 芸能人らは商品を絶賛するが、商品が高価格ではないかと懸念。 販売員は「今なら〇〇が付きます」などと付加商品を提示した上で価格を提示、芸能人らは価格の安さに驚きさらに絶賛。 申し込み先、問い合わせ先などを提示。
このような典型的な番組形態のほかに、情報番組風、パラエティ風、ドキュメント風、ドラマ風、音楽番組風、教養番組風、報道番組風など様々な形態がある。
テレビショッピングの利点
電話等の通信手段を使用するだけで商品を得ることが出来る。 放送局にとって、番組制作のコストが掛からず高い利潤が得られる。 店舗を持たないため、人件費等の安い地方に拠点を置ける。実際、このような業者は九州など地方都市に拠点を置いていることが多い。
テレビショッピングの欠点
誇大広告になりがちである。実際、薬事法違反で放送を取りやめた例などがある。 実際の商品を見ないで購入するため、購入してから後悔するケースがある。また、クーリングオフが出来ない。 個人情報の取扱いがずさんなケースがある。
テレビショッピングの種類
キャラバン方式 協賛型とも言われる方式。一般的には60分で15~18商品くらいを紹介するもの。協賛するメーカーや販売会社は、企画会社に300~650万円前後の協賛金を支払い、1商品につき2.5~4分間をかけて紹介する。企画会社は主にローカル局を中心に、20~30局前後を1~2ヶ月間かけて放送(キャラバン方式と言われる所以)。自社で制作から媒体購入までを行うのに比べ、比較的リスクが少ないと言われている。企画会社がスタジオの手配からタレントの選定、演出、媒体計画まで全てを受け持つ。 インフォマーシャル方式 アメリカで生まれた方式で、主に深夜に30分から1時間くらい放送される。キャラバン方式との大きな違いは、商品数が少ないことと、同じ説明を繰り返し行うこと、基本的に1社が提供していることなどである。心理学的な手法も駆使し、売上げを伸ばしている。媒体費が深夜だと安いという反面、購買層はある程度限られる。また、映像はほとんどの場合はアメリカで使用したものを編集、吹き替えして使用するため、制作費を大幅に抑えることができる。 スポット方式 60秒~180秒程度のスポット枠で商品を紹介する方式。 現在はCS放送が主だが、以前キー局のゴールデンタイムに放送し、1分で数千個の商品が売れたという実績もある。媒体費はCS放送の場合1分1万円以下で購入できるところもあるものの、制作費がかかるため、失敗した場合のリスクは大きい。ただしキャラバン方式と違い、繰り返し同じテープを流す事ができる上、放送枠の拡大を自由にできるため、損益分岐点を越えれば利益はどんどん増大する。視聴者が通販のCMをやるという認識を持っていない点で、衝動的な購買に頼らざるを得ないという欠点もある。 その他の方式 ワイドショーなどの番組内で紹介されるものや、深夜のテレショップ番組で毎回新しい商品を紹介するものなどがある。一般的には大手通販会社やデパート系通販部門が押さえている場合が多い。
関連項目
消費者 ラジオショッピング ジャパネットたかた プライム トーカ堂 日本通信販売協会
外部リンク
QVC ショップジャパン ショップチャンネル 楽天市場TVショッピング プライムショッピング クイックネットショッピング ABC ダイレクト モール・オブ・TV 日本直販 Shopjima ジャパネットたかた デジタルダイレクト インパクトTVショッピング TVショッピング研究所
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