アルメニア語
アルメニア語はインドヨーロッパ語族に属し、その言語だけで独立した一語派を形成している。現在では言語的相違の観点から、3つの区分けがなされている。 古アルメニア語(もしくはグラバル) 東アルメニア語 西アルメニア語
古アルメニア語は5世紀頃から記されるようになり、文学、神学、歴史学、詩学、神秘学そして叙事詩の分野において豊かな成果を残してきた。
東アルメニア語はアルメニア共和国の公用語であり、またイラン国内におけるアルメニア人の共同体において話されている。
西アルメニア語は主として、国外移住したアルメニア人によって話されている。 アルメニア語は約700万人の話者がおり、その内およそ300万人以上がアルメニア国内とされている。
フランスの言語学者アントワーヌ・メイエの指摘したように、アルメニア語はギリシャ語と語源的に並行した類似性を多く保持している。歴史の流れの中で、この言語はたくさんの語彙をペルシャ語(イラン)、次いでギリシャ語(6世紀)、トルコ語(11世紀)、フランス語(十字軍の時代から現代まで)、ラテン語(16世紀から18世紀)、そしてロシア語(現代)から借用してきた。 アルメニア語の表記に用いられている文字は、5世紀ごろに発明された独自のアルファベットである。