タイ王国
タイ王国(タイおうこく)は、東南アジアにある王国。東にカンボジア、北にラオス、西にミャンマーとアンダマン海があり、南はタイランド湾とマレーシアである。国土はインドシナ半島の中央部とマレー半島の北部。
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| 国の標語 : なし | |||||
| 公用語 | タイ語 | ||||
| 首都 | バンコク | ||||
| 首都の座標 | 北緯 13度44分 東経 100度30分 | ||||
| 国王 | ラーマ9世プーミポン・アドゥンラヤデート | ||||
| 首相 | タクシン・チナワット | ||||
| 面積 - 総計 - 水面積率 | 世界第49位 514,000;km² 0.4% | ||||
| 人口 - 総計(2004年) - 人口密度 | 世界第19位 64,865,523人 126人/km² | ||||
| GDP (PPP) - 合計(2003年) - 1人当たり | 世界第19位 4,757億ドル 7,400ドル | ||||
| 建国 - 日付 | スコータイ王朝成立 1238年 (伝承) | ||||
| 通貨 | バーツ | ||||
| 時間帯 | UTC +7 | ||||
| 国歌 | タイ国歌 | ||||
| ccTLD | .TH | ||||
| 国際電話番号 | 66 | ||||
国名
正式名称は、ราชอาณาจักรไทย (タイ語: ラート・アーナーチャック・タイ)で、ราชは「王」、อาณาจักรは「領土」、ไทยは「タイ」を意味する。現地での通称はเมืองไทย (タイ語: ムアンタイ)。公式の英語表記は、The Kingdom of Thailand、略してThailand。日本語表記は、タイ王国、通称はタイ。漢字で泰(タイ)と表記されることもある。
かつては諸外国から、Siam(シャム、サイアム)と呼ばれており、公式名称としても使われていた。しかし、1949年5月11日、タイ人の民族名であり、タイ語で「自由」を意味するThai(タイ)に改めた。この名称は、東南アジア諸国がオランダ・イギリス・フランス・アメリカ・日本などの植民地となるなか、タイが独立を保ったことを示している。
歴史
詳細はタイの歴史を参照タイの民族国家成立以前、中国華南に住んでいたタイ民族は、インドシナ半島を南下して現在のタイの位置に定住するようになった。当時、タイには、モン族、クメール系民族が先住していた。
タイ民族の初めての統一国家であるスコータイ王朝 (1238年 - 1350年) は、インタラーティット王がクメール系民族のハリプンチャイ王国を倒して成立した。タイ語のアルファベットであるタイ文字が完成したのは、3代目ラームカムヘーン大王の時代である。その後、アユタヤー王朝 (1350年 - 1767年)、トンブリー王朝 (1767年 - 1782年)を経て、現在の王朝であるチャックリー王朝 (1782年 - )へと変遷した。現王朝の初代王ラーマ1世(チュラーローク将軍)は、1782年に首都をトンブリーからバンコクに移したため、バンコク王朝とも呼ばれる。また、バンコクの非常に長い正式名称にも含まれているタイの守護仏の名から、ラッタナーコーシン王朝とも呼ばれる。
ラーマ4世(モンクット)は、自由貿易の推進、仏教の改革などを行った。映画『王様と私』にも登場する。ラーマ5世(チュラーロンコーン)は、教育制度や官僚機関の整備、奴隷解放など、タイの近代化をすすめるチャックリー改革を行った。
1932年、クーデターが勃発し、絶対君主制から立憲君主制へと移行した(民主革命、立憲革命と呼ばれる)。1967年、東南アジア諸国連合 (ASEAN) に、1989年、アジア太平洋経済協力会議 (APEC) にそれぞれ結成時から加盟。1992年、5月流血革命。
地理
タイ北部のインドシナ半島では、稲作が盛んで、南部のマレー半島ではスズの採掘や天然ゴムの栽培が盛んである。特に米の輸出量は世界最大である。
タイランド湾 チャオプラヤー川・・・タイ中心部を流れる大河。首都バンコクにも流れている。 メコン川・・・ラオスとの国境に流れる大河川。 ドンパセージェ山脈 プーケット島・・・タイ西部アンダマン海に浮かぶ国際的なリゾート地。 ピーピー島、サムイ島、パンガン島、タオ島、チャーン島、サメット島 など
主要都市
北部: チェンラーイ - チェンマイ - ランパーン - スコータイ - ピサヌローク - ナコーンサワン 東北部: ノーンカーイ - ウドンターニー - コーンケーン - ウボンラーチャターニー - ナコーンラーチャシーマー - スリン 中部: スパンブリー - ロッブリー - アユタヤー - カーンチャナブリー - ナコーンパトム - バンコク - アランヤプラテート - サムットソンクラーム - パタヤー - チャアム - ホアヒン 南部: スラーターニー - パンガー - ナコーンシータンマラート - トラン - ソンクラー - ハジャイ(ハートヤイ) - スンガイコローク
地域区分
75県とバンコク首都府に分かれている。詳細はタイの県を参照
北部 チェンマイ チェンラーイ カンペーンペット ランパーン ランプーン メーホンソーン ナコーンサワン ナーン パヤオ ペッチャブーン ピチット ピサヌローク プレー スコータイ ターク ウタイターニー ウッタラディット 中部 アーントーン アユタヤー バンコク チャイナート カーンチャナブリー ロッブリー ナコーンナーヨック ナコーンパトム ノンタブリー パトゥムターニー ペッチャブリー プラチュワプキーリーカン ラーチャブリー サムットプラーカーン サムットサーコーン サムットソンクラーム サラブリー シンブリー スパンブリー
| 東北部 アムナートチャルーン ブリーラム チャイヤプーム カラシン コーンケーン ルーイ マハーサーラーカム ムクダーハーン ナコーンパノム ナコーンラーチャシーマー ノーンブアランプー ノーンカーイ ロイエット サコンナコーン シーサケット スリン ウボンラーチャターニー ウドンターニー ヤソートーン 東部 チャチューンサオ チャンタブリー チョンブリー ラヨーン プラーチーンブリー サケーオ トラート 南部 チュムポーン クラビー ナコーンシータンマラート ナラーティワート パッターニー パンガー パッタルン プーケット ラノーン サトゥーン ソンクラー スラートターニー トラン ヤラー
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政治
タクシン・チナワットを党首とするタイ愛国党が政権をもつ。アジア通貨危機を考慮し、30バーツ医療のような農家や貧困者の救済政策に力を入れている。参考:タイの政党
経済
タイは観光地として人気が高いが、旅の楽しみ方は寺院巡りからマリンスポーツ、ディナークルーズと幅広い。1990年頃から高度経済成長期に入り、家電製品や繊維などの工業が発展したが、1997年のアジア通貨危機によるバーツの大暴落によって不況に陥っている。
マレー半島大運河計画(クラ地峡運河開発計画)が提起されているが、まだ検討中である。
国民全体の貧富の差は激しい。
地方の農村部とバンコクまたは観光地では収入に多少の較差があり、かつ雇用も少ないことから、地方からバンコクへの出稼ぎが多い。ある程度教育のある者は知的労働を行うことが多く、そうでない者は工事現場の労働や、工場労働を主に行っている。特に肉体労働者を中心に国内に留まらず、近場の比較的給料の高いマレーシア・シンガポールやアラブ諸国、日本、台湾、韓国などに出稼ぎに出る者もいる。
タイ・ラオス・ミャンマーの国境付近は黄金の三角地帯とよばれ、麻薬の原料であるケシの栽培が盛んであった。もちろん違法であるが、収入の少ない山間部の農民にとっては大きな収入源になっているため、警察が取り締まっても違法栽培は後を断たない。チェンマイはその集散地とも言われる。近年ではこの傾向は減少。
国民
詳細はタイ人、タイ語、タイ文字、タイの仏教を参照民族構成
タイ族75%、中国系(華僑)、マレー系、インド系、ラオ系(イーサーン人)、モン族、カレン族などがいる。
特にこの中でも中国系は劇的な同化を果たし、経済・政治面において大きなリーダーシップを握っている。これと反対にインド系は静かなマイノリティーと呼ばれ、経済で大きな進出を果たすも、政治的な発言力は非常に少ない。
深南部三県では一部のマレー系住民が以前から離反の動きを見せていたが、近年に入ってさらに状況が悪化し、パタニ解放戦線などの組織がパタニ王国の復興を大義名分にして、テロ活動を行う動きが出ている。
宗教
仏教(南方上座部仏教)95%、イスラム教4%、キリスト教、他にヒンドゥー教、シーク教、道教など。
タイ国内のほとんどは仏教徒で占められている。そのほとんどは上座部仏教であり、それにヒンドゥー教や、精霊信仰を加味した独特の仏教になっている。タイ南部やバンコク、チェンマイ、チェンラーイなどの地域ではイスラーム教徒も見ることが出来る。特に深南部三県のマレー系住民のほぼすべてがイスラム教徒である。
言語
言語はタイ語が幅広く普及しており、少数民族においても非常によく普及している。タイ語の表記はタイ文字が使われる。
タイ国内での少数民族の中で、同化したグループ(華人、バンコクのマレー系など)以外は、それぞれ母語を使用する場合がある。
文化
タイ料理は世界的にポピュラーである。 タイの国技ムエタイには、子供から大人まで熱狂する。 挨拶するときには、ワイと呼ばれる合掌をする。
| 日付 | 日本語表記 | 現地語表記 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 旧暦3月の満月 | 万仏節 | ||
| 4月6日 | チャクリ王朝記念日 | ||
| 4月13-15日頃 | 正月 | バラモン陰暦の元旦をはさむ3日間 | |
| 5月5日 | 国王即位記念日 | ||
| 旧暦6月の満月 | 仏誕節 | ||
| 旧暦8月の満月 | 三宝節 | ||
| 三宝節の翌日 | 安居入り | ||
| 8月12日 | シリキット王妃誕生日 | ||
| 旧暦11月の満月 | 安居明け | ||
| 10月23日 | チュラロンコーン大王記念日 | ||
| 旧暦12月の満月 | 灯籠流し | ||
| 12月5日 | プミポン国王陛下誕生日 | ||
| 12月10日 | 憲法記念日 | ||
| 12月31日 | 大晦日 |
関連項目
タイ関係記事の一覧 タイ君主一覧 タイの人物一覧
外部リンク
公式
タイ王国政府 (タイ語、英語) タイ国政府観光庁日本支局 (日本語)
その他
外務省 タイの情報
| > 世界の国々 > アジア | |
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