富士重工業
富士重工業(ふじじゅうこうぎょう)は、日本の重工業メーカーのひとつ。スバルのブランド名で自動車などを製造している。 英訳名は、Fuji Heavy Industries Ltd.。通称「富士重(ふじじゅう)」とも。
概要
沿革
1917年に中島知久平が創設した飛行機研究所が起源。 中島飛行機などを経て、1953年7月15日に富士重工業株式会社として設立。スバル(昴)とはプレアデス星団の和名。別名「六連星(むつらぼし)」ともいい、富士重工業のシンボルマークとなっている。
技術
スバルは早い時期から4WD(四輪駆動)技術を実用化しており、現在はスバル車の全車が4WDを採用している。軽自動車を除いた場合、四駆車がラインナップ上メインとなっている。 同社のアイデンティティともいえるのが、水平対向エンジンに4輪駆動を組み合わせた、シンメカトリカルAWDである。またモータースポーツとしてはWRCなどに参戦しており、その技術が市販車に生かされている。1991年にはF1にも参戦したが、一度も予選を通過することなく撤退した。
生産拠点
スバル自動車部門
群馬製作所本工場(群馬県太田市) 群馬製作所矢島工場(群馬県太田市)航空宇宙部門
宇都宮製作所(栃木県宇都宮市) 宇都宮製作所半田工場(愛知県半田市)産業機器部門
埼玉製作所(埼玉県北本市)環境技術部門
エコ宇都宮工場(栃木県宇都宮市)住宅事業部門
伊勢崎事業所(群馬県伊勢崎市)
商品
スバル自動車部門
現行車種
R2 フォレスター インプレッサ レガシィ アウトバック プレオ サンバー トラヴィック
過去の生産車種
スバル360 ヴィヴィオ レオーネ アルシオーネ アルシオーネSVX ジャスティ レックス ドミンゴ
航空宇宙部門
防衛庁向
AH-1S対戦車ヘリコプター AH-64D戦闘ヘリコプター UH-1J多用途ヘリコプター T-5初等練習機 T-7新初等練習機 J/AQM-1無人標的機 遠隔操縦観測システム パトリオット中距離地対空誘導弾用アンテナマストグループ 航空機用シミュレータ
分担生産
F-2支援戦闘機(主翼、尾翼等) OH-1小型観測ヘリコプター(尾翼、キャノピー等) T-4中等練習機(主翼、尾翼、キャノピー) P-3C対潜哨戒機(主翼) US-1A救難飛行艇(主翼外翼、ナセル、尾翼)等 U-125A救難捜索機(装備品取り付け、納入前整備)等民間向
205B中型物輸ヘリコプター分担生産
B777(中央翼、主脚扉、翼胴フェアリング) B767(翼胴フェアリング、主脚扉) B757(アウトボードフラップ) B747(エルロン、スポイラー) B-737(エレベータ) ホーカーホライゾン(主翼構造及びシステム開発) BA609ティルトローター機(胴体構造開発) A380(垂直尾翼構造) 宇宙関連機器
産業機器部門
環境技術部門
住宅事業部門
過去の商品
二輪車「ラビット」 バス車体架装事業 - かつては日産ディーゼル工業を中心に大型自動車メーカー4社のバス車体を架装していたが、自動車メーカーのバス車体内製化で生産台数が減少した。2002年1月に日産ディーゼル工業がバス車体の架装を西日本車体工業(福岡県北九州市小倉北区)に集約することを決定したため、同年5月に事業存続は困難と判断し、伊勢崎製作所(現在の伊勢崎事業所)で行っていたバス車体架装事業を中止する決定をした。このため、バス車体架装事業は日産ディーゼル工業とごく少数のいすゞ自動車を最後に2003年3月で中止。日産ディーゼルについては2003年4月に西日本車体工業へ事業譲渡。いすゞは台数が少なかったため、いすゞバス製造宇都宮工場(栃木県河内郡河内町)に移行。 鉄道車両事業 - 1955年頃から主に気動車を旧国鉄やJR、私鉄、第三セクター用に生産していたが、生産両数の低下により2002年5月に事業存続は困難と判断し、宇都宮車両工場(現在のエコ宇都宮工場)で行っていた鉄道車両事業を中止する決定をした。2003年2月に新潟トランシス新潟事業所(新潟県北蒲原郡聖籠町)へ事業譲渡。
関連項目
STi
外部リンク
富士重工業株式会社 富士重工製路線バスのページ
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