彗星
彗星(すいせい、Comet)は、ほうきぼしともいい、太陽の影響を受け、見かけ上、尾を引いた天体を指す。汚れた雪玉とも言われ、主に氷の塊からなる。太陽に近づくと太陽からのエネルギーにより、その表面が溶け、蒸発しイオンティルという青い尾と、ダストテイル白い尾をなびかせる。
冥王星の軌道の外側のカイパーベルトまたは、オールトの雲と呼ばれる領域にあった氷の塊が、偶然、太陽の引力にとらえられたものが彗星であると言われている。 彗星には短い周期を持った物と非常に長い周期で太陽の周りを公転する物があり、非常に長い周期を持った彗星はオールトの雲から来た物と考えられ、大彗星になる物が多い。また、2回以上の周期を確認できる物は周期彗星と呼ばれ、ハレー彗星を除き、大型の彗星は少ないと考えられている。
特に観測記録のない大型の彗星はオールトの雲から来た物と考えられて居るため、太陽系の起源を知る上で重要な手がかりとなると考えられている。
彗星の名前と記号
名前
原則として、発見者の名前が彗星の名となる。たとえば、百武裕司が発見した彗星は、「百武彗星」という名で世界中で呼ばれる。発見者が複数いる場合は、最初の3名までの名が、発見順でつけられる。例として「イケヤ=セキ彗星」がある。発見の報告は、他の天体と同じように、国際天文連合に行う。通常、電子メールを使用する。記号
以前に観測した記録が無い彗星- 彗星の記号は年、月、発見順を元にして付けられる。
- 例えば、ヘールボップ彗星の場合は「C/1995O1」(シー/1995オー1)と記載される。
- 最初の「C」は「Comet」、「1995」は「1995年」、「O」は「8月の前半」、「1」はその期間に発見された何番目の彗星と言う意味になる。月は1月が、「A」と「B」、2月が「C」「D」・・と言う具合に前半と後半を分けて記入してる。
有名な彗星
ヘール・ボップ彗星 ハレー彗星 シューメーカー・レビー第9彗星 百武彗星 エンケ彗星太陽系:太陽 - 水星 - 金星 - 地球 - 火星 - 木星 - 土星 - 天王星 - 海王星 - 冥王星 - 彗星
関連項目
宇宙空間
外部リンク
ザ・ナインプラネッツ日本語版(彗星)
寝台特急列車の「彗星」については彗星 (列車)を参照。