小松左京
小松 左京(こまつ さきょう、1931年1月28日 - )は、大阪市西区生まれの小説家で、日本SF界を代表するSF作家。本名は小松 実。
経歴
京都大学文学部在籍中に同人誌「京大作家集団」の活動に参加。筆名の左京は大学時代住んでいた京都市左京区からとったものである。また、この時期にモリミノル名義で『イワンの馬鹿』、『大地底海』等の漫画作品を発表しており、直前に手塚治虫がデビューしていたことの影響が窺える。1954年に大学を卒業した後は、経済誌『アトム』の記者・父親の工場の手伝い・ラジオのニュース漫才の台本執筆等の職を経験する。この頃早川書房が創刊した『SFマガジン』創刊号と出会う。
1961年、早川書房主催の第1回空想科学小説コンテス(SFコンテストの前身)に応募した『地には平和を』が努力賞に入選、翌年の第2回SFコンテストで『お茶漬けの味』が第三席となったが、それを待つことなく『SFマガジン』(1962年10月号)に掲載された『易仙逃里記』でデビューし、常連に加わる。
以来、様々なジャンルにわたるおびただしい数の長短編作品やショートショートを世に送り出し、日本のSFを牽引してきた。その作風は、ハードSFからスラップスティックス、ファンタジーに至るまで幅広い。
『日本沈没』、『復活の日』、『さよならジュピター』、『首都消失』などが映画化されている。
1970年の日本万国博覧会ではサブ・テーマ委員、テーマ館サブ・プロデューサーを務め、1990年から5回にわたり「大阪咲かそ」シンポジウムのプロデュースを担当するなど執筆以外の活動も多岐にわたっている。
受賞歴
1971年 -『継ぐのは誰か?』により第2回星雲賞(日本長編部門)受賞。 1973年 -『結晶星団』により第4回星雲賞(日本短編部門)受賞。 1974年 -『日本沈没』により第27回日本推理作家協会賞・第5回星雲賞(日本長編部門)受賞。 1976年 -『ヴォミーサ』により第7回星雲賞(日本短編部門)受賞。 1978年 -『ゴルディアスの結び目』により第9回星雲賞(日本短編部門)受賞。 1983年 -『さよならジュピター』により第14回星雲賞(日本長編部門)受賞。 1985年 -『首都消失』により第6回日本SF大賞受賞。
作品リスト
日本アパッチ族 復活の日 エスパイ 果しなき流れの果に 日本沈没 さよならジュピター 首都消失 虚無回廊 空中都市008 アオゾラ市のものがたり 青い宇宙の冒険 うちゅうじんのしゅくだい