北京・上海間高速鉄道計画
北京・上海間高速鉄道計画(ぺきんしゃんはいかんこうそくてつどうけいかく)は北京と上海のあいだに高速鉄道を建設する計画(2004年時点)。
背景
中国の政治の中心としての首都である北京と経済の中心の都市・上海を結ぶ既存の鉄道路線の容量が限界に近づいてきたため、新しい高速鉄道の建設が計画されている。
方式として以下の三つがあり、どれが採用されるかまだ決まっていない。
既存の鉄道路線の整備・強化
リニア方式の新線建設
レール方式の新線建設
2003年、中国はドイツの技術支援を受けて、国産の動力集中式車輌「中華之星」を開発したが、トラブルが多発し、実用化には至っていないため、新線を建設する場合、海外から技術を導入すると見られる。採用されれば、北京~上海間だけでなく、その後に建設される北京と中国各地を結ぶ高速鉄道でも同様のシステムが採用されて受注が有利になると予想されるので、フランス、ドイツ、日本がそれぞれの高速鉄道技術を中国に売りこんでいる。それに対し、中国側は入札で決めるとアナウンスしている。
フランスはTGV、日本は新幹線でいずれもレール方式だが、ドイツはリニアモーター方式の鉄道システムを売り込んでいた。しかし、上海に先に実験的に作られたリニア線が建設コスト、運用、乗り心地、輸送力の点で思わしくないため、ドイツもレール方式の高速列車の売り込みに変えたとされている。
1300億元(約2兆円)の大プロジェクトであり、日本からも閣僚が訪中するなどの働きかけを強めている。
海外技術を導入する場合、韓国KTX同様、車両生産技術移転が前提になるものと思われるため、日本ではJR側の反発を招いている。また、日中間に限り外交問題とリンクし、交渉は膠着化している。対照的に、ここ最近はフランス(韓国含む)とドイツ陣営の売り込みが活発である。
駅名
北京・天津・済南・徐州・南京・蘇州・上海など27駅 (北京・上海間は1300km)
関連
高速鉄道 新幹線 TGV ICE AVE KTX
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