国民政府
国民政府(こくみんせいふ)とは、中華民国における中国国民党による政府のことである。ただし、台湾への移転(1949年)以降は、通常、国民政府という呼び方は用いない。国民政府の長は、1948年までは主席と呼ばれ、1948年以降は総統と呼ばれる。
国民政府という呼び名は、政府のあった場所の地名を冠して使われることが多い。したがって、国民政府と呼ばれるものは複数あるが、主たるものは、以下のとおりである。
この時期の政治的混乱を反映して、一時期に2つの国民政府が並立することもあった。
蔣介石を基準に考えると、*印を付した国民政府が正統ということになる。
1925年 広東(広州)国民政府(主席 汪兆銘)* 1926年 武漢国民政府(主席 汪兆銘)*(ただし、1927年に次項の南京国民政府が成立するまで) 1927年 南京国民政府(最初、武漢と並立、1927年9月に武漢は南京に統合)* 1928年 南京国民政府(北伐完了を受けて。成立時の主席 蒋介石)* 1930年 北平国民政府(主席 閻錫山) 1931年 広州国民政府(主席 汪兆銘) 1932年 新南京国民政府(広州南京合作。成立時の主席 林森)* 1937年 武漢国民政府* 1938年 重慶国民政府* 1940年 南京国民政府(主席 汪兆銘)