台湾民主国
台湾民主国は1895年に締結された下関条約によって日本へ割譲された台湾において、知識人層や官僚が日本への支配に対し反発し建国した国である。台湾民主国は日本軍の上陸に備え軍を整備したが、いざ日本軍が上陸すると傭兵主体であった台湾民主国軍は瞬く間に総崩れとなり、日本軍は台北を占領。台湾民主国は崩壊した。
国家としてはあっけなく崩壊したが、日本への抵抗精神は台湾各地の華僑系農民に受け継がれた。そのため日本が台湾を完全に掌握するのはしばらく後の事となった。
台湾民主国はその実態はともかく、名目の上ではアジアで初めて「民主主義」を標榜した国家であった。光復後の台湾では抗日運動として、また現在では独立・自立運動の出発点として再評価されている。