千歳線
千歳線(ちとせせん)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)が運営する鉄道路線(幹線系線区)。室蘭本線と函館本線を短絡する沼ノ端(苫小牧市)から白石(札幌市白石区)を結ぶ本線と南千歳から分岐して新千歳空港に至る支線からなる。施設の詳細は後述する。
路線の概要
区間
沼ノ端~白石 (56.6km) - 基本計画の表示。線路名称上は苗穂~沼ノ端。 南千歳~新千歳空港 (2.6km) 白石~沼ノ端間は、日本貨物鉄道が第2種鉄道事業者である。廃止区間 苗穂~東札幌 (3.1km) - 1973年9月9日廃止 月寒~北広島 (16.1km) - 1973年9月9日廃止 東札幌~月寒 (2.7km) - 1973年9月9日函館本線(貨物線)に編入後、1976年10月1日廃止
電化
全線:交流20000V(50Hz) - 1980年10月1日
複線化
沼ノ端~植苗 - 1969年9月25日 植苗~美々 - 1968年8月23日 美々~千歳 - 1968年11月25日 千歳~恵庭 - 1965年9月22日 恵庭~北広島 - 1966年9月7日 北広島~苗穂 - 1973年9月9日(新線開業)
歴史
千歳線は、北海道鉄道(2代)が開業した路線を1943年に戦時買収したものである。戦後は、函館方面と札幌を結ぶ幹線として改良が加えられ、1973年には北広島~苗穂間の線路付け替え、1980年には電化が行われた。1992年には千歳空港移転に伴って、新千歳空港への支線が建設された。 1925年8月21日 北海道鉄道 沼ノ端~苗穂間開業 1943年8月1日 北海道鉄道買収。沼ノ端~苗穂間(62.6km)を千歳線とする 1973年9月9日 北広島~苗穂間(19.6km)開業(付け替え)。東札幌~苗穂間(3.1km)、北広島~月寒間(16.1km)廃止。月寒~東札幌間(2.7km)を函館本線(貨物線)に編入。白石~苗穂間(3.6km)は函館本線との二重戸籍となる。沼ノ端~植苗間改キロ(-0.1km)。 1980年10月1日 沼ノ端~苗穂間電化 1981年10月1日 石勝線開業に伴い、千歳空港駅(現在の南千歳駅)新設 1982年3月1日 恵み野駅新設 1986年11月1日 平和臨時乗降場(現在の平和駅)新設 1987年4月1日 国鉄民営化に伴い北海道旅客鉄道に承継。経路の表示を白石~沼ノ端間(56.6km)に変更。 1992年7月1日 南千歳~新千歳空港間(2.6km)開業。サッポロビール庭園駅新設 1994年7月1日 西の里信号場(現)新設
運転
;広域輸送- 函館~札幌間を結ぶ幹線の一部で、特急「スーパー北斗」、「北斗」が終日ほぼ1~2時間間隔で運転される他、JR貨物の運行する貨物列車も多数運転されている。夜行列車としては、首都圏や関西圏と北海道を結ぶ寝台特急「北斗星」、「カシオペア」、「トワイライトエクスプレス」、札幌~青森間の急行「はまなす」が運転されている。 これらを補完する形で、札幌~室蘭間の特急「すずらん」が運行される。
- また、札幌~南千歳間は石勝線を経由して帯広、釧路方面を結ぶルートの一部で、特急「スーパーおおぞら」、「スーパーとかち」、「とかち」が運転され、南千歳で新千歳空港からの列車と同一ホームでの乗換ができるようなダイヤが組まれている。
- 地域輸送に関しては、新千歳空港から札幌、小樽、旭川方面への快速「エアポート」が15分間隔で運転されており、うち旭川方面への列車は、札幌~旭川間で特急「スーパーホワイトアロー」となる。
- 快速「エアポート」の停車駅は次のとおり。
- 新千歳空港 - 南千歳 - 千歳 - 恵庭 - 北広島 - 新札幌 - 札幌
- 新千歳空港 - 南千歳 - 千歳 - 恵庭 - 北広島 - 新札幌 - 札幌
- そのほか、札幌方面から千歳・苫小牧への普通列車が設定されている。
接続路線
沼ノ端駅:室蘭本線 南千歳駅:石勝線、千歳線新千歳空港方面支線 新札幌駅:札幌市営地下鉄東西線(新さっぽろ駅) 白石駅:函館本線
駅一覧
沼ノ端駅 - 植苗駅 - 美々駅 - 南千歳駅 - 千歳駅 - 長都駅 - サッポロビール庭園駅 - 恵庭駅 - 恵み野駅 - 島松駅 - 北広島駅 - 西の里信号場 - 上野幌駅 - 新札幌駅 - 札幌貨物ターミナル駅 - 平和駅 - 白石駅 - (苗穂駅)廃止区間:(北広島駅) - 西の里信号場(旧) - 上野幌駅(旧) - 大谷地駅 - 月寒駅 - 東札幌駅 - (苗穂駅)
北広島駅~苗穂駅間の廃線跡は、現在、札幌北広島自転車道路(白石サイクリングロード)となっている。