幾何異性体
幾何異性体(きかいせいたい)は結合関係が等しく立体構造が異なる異性体をいう。二重結合よりも結合数の多い分子では原子が結合を中心に回転することが不可能であるために原子の結合の位置に区別が生まれるためこの異性体の区別が生まれる。単結合のみの分子はこのような制限を持たないので幾何異性体は存在しない。炭素の二重結合に2つずつの異なった基が結合する場合、同じ種類の基が同じ側(同じ炭素ではない)につくと シス(cis)型、一つの側に別々の基がつくと トランス(trans)型の幾何異性体となる。IUPAC では基の優先度が定められており、優先度が高いものがシス型の時 Z、トランス型のとき E として表す。