地下鉄
地下鉄(ちかてつ)とは、都市内交通として主に地下に建設された鉄道で、以下のような定義付けがある。 主に地下を走る鉄道路線(広義。防災や設備面での定義) 地方自治体(交通局)またはそれに変わる法人(営団等)が運営する、主に地下を走る鉄道路線網(狭義。日本で一般利用者が認識している「地下鉄」の定義) 上記 (2) の路線に、東京を中心とした交通網整備計画の策定で盛り込まれた一部の私鉄路線(東急田園都市線渋谷-二子玉川間(旧新玉川線)、京浜急行線泉岳寺-品川間、西武有楽町線小竹向原-練馬間など)を加えたもの(行政上での地下鉄の定義、都市計画法に定める都市施設の一つである「都市高速鉄道」として)
ここでは、主に (2) の一般利用者が認識している「地下鉄」の定義に基づいて記述する。
一般利用者が認識している「地下鉄」
地下鉄の歩み
日本では、1927年12月30日に初代「東京地下鉄道」により、現在の銀座線の浅草-上野間が開通したのが最初。1933年5月20日には、初めての公営地下鉄として大阪市営地下鉄御堂筋線梅田-心斎橋間が開通。
戦後は1957年の名古屋市を皮切りに、東京都、札幌市、横浜市、神戸市、京都市、福岡市、仙台市といった、公営路面電車(福岡のみ西鉄経営)の走っていた政令指定都市での代替交通手段として公営地下鉄の建設・拡充が進む。
近年では、建設費を減らすため、路線によってはリニアモーターによる小型サイズの地下鉄も建設されている。
地下鉄の現況
日本の法規上では、大阪市営地下鉄を除き鉄道事業法に基づいている(大阪市営地下鉄は軌道法に基づき、法律上は軌道である)。東京の東京地下鉄東西線、大阪の御堂筋線・中央線、神戸の西神延伸線など広範囲に地上も走っている場合もある。世界的に見ても、一部路線が地上を走る路線は存在する(河川をまたぐ前後などにもみられる)。
一方、地下鉄でない京王新線は都営地下鉄新宿線と連絡して、ほとんど地下を走っているというような場合もある。
日本の地下鉄
日本の鉄道会社一覧#地下鉄 日本の鉄道路線一覧 日本の鉄道駅一覧
外国の地下鉄
ロンドンのチューブ(UNDERGROUND) パリのメトロ ベルリンの
地下鉄における優等列車導入の歴史
地下鉄での優等列車導入は、東京地下鉄東西線の快速列車が始まりである。ただし地下区間での通過運転は南砂町駅だけである。葛西駅、妙典駅、原木中山駅において各駅停車の追い越しが可能。 地下区間で待避を行うのは、東急新玉川線(現・田園都市線)急行の桜新町駅での事例が最初(ただし上記定義の (2) には相当しない区間である)。同駅は、ホームの外側に、壁を隔てた通過線を急行が通過する。一般に地下鉄と呼ばれる区間では現在都営地下鉄新宿線瑞江駅が同様の構造を持つ。 地下鉄での本格的な優等列車は、都営地下鉄新宿線の急行運転が最初。岩本町駅、大島駅、瑞江駅で各駅停車の追い越しが可能。 新宿線急行運転開始後、都営地下鉄浅草線も地下鉄線内の途中駅を通過するエアポート快特を運行開始。ただし、線内に待避可能駅は存在しない。