図書館
図書館(としょかん)とは、図書を中心とする資料の収集・保存・公開などをおこなう施設もしくは機関である。図書館で扱う資料は、時代とともに拡大されており、現代では、ビデオやCDなどの視聴覚資料、また、インターネットで提供される資料が使える図書館もある。
図書館まで来られない人びとのために、バスなどに図書を乗せた移動図書館を用意する自治体が多い。大都市部では、交通ターミナルの近くに公的な図書館、もしくは図書館分館を持っているところもでてきて、図書館サービスの形態が変わり始めている。
一般に、娯楽を目的とする図書館と学習や調べ物をするための図書館とに分かれる。図書館の利用者層や蔵書形態も様々で、0歳児からのブックスタートをはじめ、児童図書中心とした図書館や、まんがのみを扱ったまんが図書館、学生に学習室を開放したり、社会人にターゲットを絞った千葉県浦安市のような図書館、大学などに付随する学校図書館などがある。
図書館の歴史
世界最古の図書館として有名なのは、紀元前3世紀のアレクサンドリア図書館である。これには薬草園が併設されていた。この図書館は、付近を訪れる旅人が本を持っていると、それを没収して写本を作成するというほどの徹底した資料収集方針を持ち、古代における最高の学術の殿堂となっていた。日本の図書館の歴史は、文庫や書籍館(しょじゃくかん)にさかのぼる。現在でも、古文書館、文書館(もんじょかん)といった歴史的文書の保存施設がある。
歴史的には、学術研究用に資料を集めた場として、学者や貴族以外の者は利用できなかったり、利用が有料であった時代が長い。中世には、本一冊で家が買えるほど貴重なものであったため、鎖で本棚に繋がれていた。グーテンベルクの印刷術により本が大量生産できるようになって初めて、「誰でも無料で」の原則が広まり始めた。
提供サービス
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特殊な専門図書館
国立国会図書館 大宅壮一文庫 法政大学大原社会問題研究所 蓬左文庫 大阪府立国際児童文学館 無窮会専門図書館
インターネット上の図書館
青空文庫 Internet Archive Project Gutenberg Project 杉田玄白 Webcat
世界の主な図書館
大英図書館 アメリカ議会図書館 フランス国立図書館
日本の図書館蔵書数ランキング
以下に示すのは、日本にある国公立図書館および大学図書館のうち、蔵書数100万冊を超える大図書館のみのランキングである。
凡例
データは『日本の図書館 統計と名簿2003』(社団法人日本図書館協会)に基づいた。蔵書数は2003年3月31日時点のものである。
蔵書数は館単位で数えている。例えば大学図書館の場合、大学全体ではなく中央図書館など一館のみの冊数。
国公立図書館のみ太字で強調した。
国立国会図書館 東京本館 606.7万冊 筑波大学図書館 241.3万冊 慶應義塾大学三田メディアセンター 223.6万冊 大阪大学図書館 本館 219.3万冊 早稲田大学図書館 218.6万冊 大阪市立大学学術情報総合センター 210.8万冊 広島大学中央図書館 198.1万冊 関西大学総合図書館 175.1万冊 一橋大学図書館 165.1万冊 国立国会図書館 関西館 163.2万冊 関西学院大学図書館 154万冊 東京都立大学図書館 153.5万冊 福岡大学図書館 151.2万冊 大阪府立中央図書館 148.2万冊 岡山大学図書館 145.7万冊 東京都立中央図書館 144.9万冊 大阪市立中央図書館 142.9万冊 天理大学附属天理図書館 141.6万冊 札幌市中央図書館 138.9万冊 明治大学中央図書館 132.7万冊 近畿大学中央図書館 128.1万冊 北海道大学図書館 127.9万冊 山口大学図書館 127.1万冊 横浜市中央図書館 126.7万冊 新潟大学中央図書館 125.1万冊 神戸大学図書館(人文・社会学系) 124.7万冊 横浜国立大学図書館 124.1万冊 金沢大学図書館 119.6万冊 東京大学総合図書館 118.1万冊 青山学院大学図書館 112.6万冊 國學院大学図書館 110.8万冊 中央大学中央図書館 110.5万冊 千葉大学図書館 107.5万冊 東北大学図書館 107万冊 鹿児島大学図書館 106.7万冊 駒澤大学図書館 106.2万冊 熊本大学図書館 中央館 105.2万冊 名古屋市鶴舞中央図書館 104万冊 法政大学図書館 103.6万冊 東京大学駒場図書館 101.3万冊 福岡市総合図書館 101.1万冊 名古屋大学図書館 100.4万冊
関連用語
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