北朝鮮核問題
北朝鮮核問題は大量破壊兵器の一つである核兵器を秘密裏に製造しているのではないかとする、アメリカ・日本・韓国を中心とした国々と北朝鮮との間の問題。北朝鮮は既にIAEAを脱退し、黒鉛減速炉の発電設備の査察を拒否しており、現在六カ国協議で北朝鮮の核開発に関しての査察を協議しているが、北朝鮮側はこれを拒否している。
日米韓は核兵器の原料となるプルトニウムが抽出可能な黒鉛減速炉の発電をストップする代わりに代替炉である軽水炉の発電所を北朝鮮において無償で建設し完成までの間の火力発電用の重油もアメリカが提供していた。しかし完成途中で北朝鮮が既に核爆弾を所持している旨をほのめかした為、現在建設も重油の提供もストップしている。
そのため、北朝鮮は黒鉛減速炉での発電を再開、IAEA査察チームも国外退去させた為プルトニウムの抽出疑惑が再燃している。
これに対し日本側はかねてから問題の多い北朝鮮に対し独自に情報収集衛星(偵察衛星)をあいつで打ち上げたり、北朝鮮に対しての送金をストップすることを可能にした経済制裁法案を可決しており、圧力を加えている。
北朝鮮の核問題は核爆弾の開発のみならず核を搭載可能なミサイルの開発にもある。現在北朝鮮が保有しているミサイル「テポドン」は射程が1000kmほどあるといわれ、射程6000kmの「テポドン2」も開発中であるとされている。もしこのミサイルに核弾頭を搭載すれば周辺諸国はもとよりアメリカの領土のアラスカまで到達することになる。
また、北朝鮮は外貨獲得の為このミサイル関連技術を他国へ輸出しており、大量破壊兵器の世界への拡散が懸念されている。