北方貨物線
北方貨物線(きたかたかもつせん)とは、大阪府吹田市の吹田駅で本線から分岐し、大阪市淀川区を経由して兵庫県尼崎市の尼崎駅で再び本線に接続する東海道本線の支線の通称である。東海道本線の複々線と梅田貨物線の複線に並行して淀川を渡り、新大阪駅の手前で梅田貨物線と分かれ、山陽新幹線の高架下を宮原操車場(宮原総合運転所)を経て尼崎駅へと至る。また、起点側、終点側とも大阪駅方面に直通運転が可能な配線(デルタ線)となっており、京都方面~神戸方面を直通する貨物列車のほか、構内配線の関係で折り返し運転が不可能な大阪発着列車の宮原総合運転所、京都総合運転所出入庫時の回送経路として活用されている。
路線データ
路線距離(営業キロ):吹田~尼崎間(10.7km)、(大阪~新大阪付近~宮原(操)、塚本~宮原(操)) 管轄:西日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者)・日本貨物鉄道(第二種鉄道事業者) 複線区間:全線 電化方式:全線(直流1500V1500V) 閉塞方式:自動閉塞式
歴史
繁華街の梅田を経由するため、大きく南方に迂回する東海道本線をバイパスする貨物線として、1918年に開業したものである。 1918年8月1日 吹田~神崎(現在の尼崎)間(枝線とも)(10.7km)開業 1925年3月10日 宮原信号場(事実上の起点)~神崎間複線化 1925年10月15日 吹田~宮原信号場間に専用の複線敷設(4線化) 1958年10月1日 全線電化 1987年4月1日 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継。日本貨物鉄道が第二種鉄道事業者となる。