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天然ガス

 天然ガス(てんねん-、Natural gas)とは、天然に産する有機ガスで化石燃料のひとつ。

 主成分はメタンで、他にエタンプロパンブタンなどを含む。自動車火力発電所などの燃料や工業製品の原料に利用され、燃焼したときの二酸化炭素排出量は石油より少ない。10~15㎥のガスから1ℓ程度のガソリンが採取できるものを湿性ガス(wet gas)、そうでないものを乾性ガス(dry gas)と呼び区別する。

 主に油田やガス田で採掘されるが、深海にシャーベット状の状態でも存在する。これをメタンハイドレートと呼び、「燃える氷」としても取り上げられたことがある。メタンハイドレートは高い水圧を受けたために気体に比べ170倍に圧縮されている。

 輸送方法が大別して2つある。1つがパイプラインによる気体での輸送で、1930年代頃からアメリカで行われている。そしてLNGタンカーによる液化天然ガスの輸送である。

液化天然ガス (LNG)

 液化天然ガス (LNG, Liquefied Natural Gas) とは、天然ガスを-162℃に冷却し45気圧をかけ圧縮し液体にしたもの。体積は気体の1/600しかない。

 都市ガスや化学工業の原料などに利用される。またその冷熱を利用した業務用冷凍庫が存在する。

 天然ガスを液化する際には前段として脱硫・脱水等をおこなうため、LNGを燃料として燃焼させた時には硫黄酸化物の排出がまったくないという点は特長といえる。

関連項目

• 液化石油ガス(LPガス)


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