八王子市
| 八王子市のデータ | |
| 自治体コード | 13201 |
| 面積 | 186.31km2 |
| 市の位置 | 東端:東経139度25分48秒 西端:東経139度09分42秒 南端:北緯 35度35分52秒 北端:北緯 35度43分07秒 ※日本測地系 |
| 世帯数 | 224,637世帯 (2004年7月1日) |
| 総人口 | 533,019人 (2004年7月1日) |
| 外国人登録者数 | 8,192人 (2004年6月1日) |
| 市長 (任期満了日) | 黒須隆一(くろす・りゅういち) (2008年1月28日) |
| 市職員数 | 3,399人 (2003年4月1日) |
| 当初予算規模 (2003年度) | 1,515億円(一般会計) 1,565.73億円(特別会計) |
| 市議会議長 (選出日) | 萩生田富司(はぎうだ・とみじ) (2003年5月16日) |
| 市議会議員数 (任期満了日) | 40 (2007年4月30日) |
| 市制記念日 | 10月1日 |
| 市の花 | ヤマユリ |
| 市の木 | イチョウ |
| 市の鳥 | オオルリ |
| NTT市外局番 | 0426(市内全域) |
| 八王子市役所 | |
| 所在地 | 〒192-8501 |
| 八王子市元本郷町3丁目24番1号 | |
| 電話番号 | 0426-26-3111(代表) |
| 外部リンク | 八王子市公式サイト |
八王子市(はちおうじし)は、東京都の島嶼部を除く地域の南西部に位置する市である。
地理
八王子市は東京都の島嶼部を除く地域の南西部、都心から約40kmに位置している。
市域全体を概観すると、山地・丘陵を三方の周縁とし、東へ流れる浅川を中心に、八王子盆地と呼ばれる東にひらけた半盆地状の扇状地をなしている。西部の山地に源を発する北浅川・南浅川が市の中央部で合流し、浅川となって市の中心域を流れ、日野台地のせり出しを受けて東南に下り、湯殿川と合流して日野市へと向かっている。中心部の標高は海抜100m前後である。
中世から近世・近代に至るまで東西を走る甲州街道と、川越・桐生など関東北西部、鎌倉・小田原・横浜など南西部を結ぶ街道が交差する交通の要衝であった。とくに江戸時代には、甲州街道の宿場町として栄えた。現在でも、川越方面から横浜へと向かう国道16号(東京環状)と国道20号(甲州街道)の交点であり、またJR中央本線と、横浜線・八高線の交点として、東京西部における鉄道輸送の主要拠点となっている。
地形
関東山地の一部である高尾山や陣馬山など標高500mから900m弱の山々を西端として、小河川を挟んで各丘陵が舌出している。
すなわち、西部には標高200mほどの恩方丘陵が、北西部には浅川の支流である北浅川・川口川を挟んで川口丘陵が、北端では多摩川とその支流秋川をひかえた加住丘陵(標高200m前後)が突き出し、加住丘陵の東端は標高を下げながら北東部の日野台地へとつづく。東南・南部は多摩丘陵の西端となっている。
森林面積は8,582haで、市域全体の約46%を占める。
気候
内陸部の小盆地であるため、市の中心部における冬の最低気温は、都心部に比して常に5℃ほど低く(最高気温はほぼ同じ)、夏の最高気温は、同じく2-3℃ほど高いこともある。
歴史
江戸時代には甲州街道の宿場町として、また多摩地区の物資の集散地として栄えた。交通の要衝であるため、軍事拠点としての役割も担った。徳川家康が武田家の遺臣を召抱えて組織した八王子千人同心の根拠地となったのはそのためである。
開国ののち、明治維新期以降は織物産業が繁栄した。特に生糸・絹織物については市内で産するだけでなく、遠くは群馬・秩父や山梨・長野からも荷が集まり、輸出港である横浜への物流中継地としても機能していた。
1960年代以降は、織物など繊維産業の衰退もあり、かわって東京のベッドタウンとしての機能が求められるようになった。市の郊外部には多摩ニュータウンなどの大規模な住宅団地が建設された。また、都心のキャンパスが手狭になった大学の移転が相次ぎ、学園都市とよばれるようになった。また、市の西部高尾山などの山々は、ハイキングコースとして行楽客をあつめている。
行政
行財政改革、ごみ有料化の実施などの環境対策、中心市街地の活性化など各種産業の振興が主な行政課題となっている。
行政区域の変遷(市町村制施行以後)
1889年4月1日 神奈川県南多摩郡八王子町の成立(町村制の施行)。 横山村・浅川村・元八王子村・恩方村・川口村・加住村・小宮村・由井村・由木村が成立。 1893年4月1日 東京府南多摩郡八王子町(三多摩の東京府移管)。 1917年9月1日 東京府八王子市(八王子町に市制施行。全国66番目、多摩地区では初)。 1927年11月3日 浅川村が浅川町に。 1934年10月1日 小宮村が小宮町に。 1941年10月1日小宮町を編入。 1943年7月1日 東京都八王子市(東京都の発足)。 1955年4月1日 横山村・元八王子村・恩方村・川口村・加住村・由井村を編入。 1959年4月1日 浅川町を編入。 1964年8月1日 由木村を編入。 1971年4月1日 高月町切欠を西多摩郡秋多町(現あきる野市)へ編入。同時に秋多町雨間の一部を編入。
歴代市長
(+印は在職中死去)| 代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 生没年 |
| 初代 | 柴田榮吉 | 1917年12月14日 | 1921年12月13日 | 1856年-1950年 |
| 2 | 平林定兵衛+ | 1922年2月16日 | 1925年2月25日 | 1854年-1925年 |
| 3 | 武藤文吾 | 1925年5月26日 | 1929年5月25日 | 1865年-1938年 |
| 4 | 秋山文太郎 | 1929年7月8日 | 1929年11月4日 | 1864年-1934年 |
| 5 | 城所國太郎 | 1929年12月11日 | 1933年12月10日 | 1885年-1937年 |
| 6 | 杢代龍喜 | 1934年1月16日 | 1938年1月15日 | 1875年-1944年 |
| 7-9 | 関谷源兵衛 | 1938年1月22日 | 1942年9月1日 | 1905年-1945年 |
| 10 | 深沢友彦 | 1942年9月1日 | 1945年9月12日 | 1880年-1970年 |
| 11-14 | 小林吉之助 | 1945年10月29日 | 1957年2月6日 | 1881年-1968年 |
| 15 | 野口義造 | 1957年2月25日 | 1961年2月23日 | 1889年-1974年 |
| 16-18 | 植竹圓次 | 1961年2月24日 | 1973年2月23日 | 1901年-1977年 |
| 19-21 | 後藤聰一 | 1973年2月24日 | 1983年12月26日 | 1916年-2003年 |
| 22-25 | 波多野重雄 | 1984年1月30日 | 2000年1月28日 | 1926年- |
| 26-27 | 黒須隆一 | 2000年1月29日 | 現職 | 1942年- |
行政機構
2003年4月1日現在の市職員数(短期契約職員を除く)は3,399人で、前年比で87人減少している。職員数は年々削減されており、近県に所在する同規模の都市や東京26市の平均と比べると、市民1人当たりの職員数は少なくなっている。
市長
収入役
出納課
助役(2名)
総合政策部・行政経営部・市民活動推進部・総務部
財務部・税務部・生活安全部・市民部
健康福祉部・こども家庭部・産業振興部・環境部
まちづくり計画部・まちなみ整備部・道路事業部
下水道部・水道部
固定資産評価員
財政
2003年度の予算規模は約3,000億円である。1995年度をピークに、不況による税収の減少がつづいている。人員削減・経費節減・債務返済などの効果もあり、2002年度の決算は、普通会計で18億円程度の黒字であったが、単年度収支では15億円程度の赤字となっている。市は、税収の伸びが期待できない反面、高齢化や不況により、扶助費などの義務的経費が減らないため、財政はなお厳しい状況にあるとしている。地方債の残高は2002年度末現在で3,019億円である。用途は主に、小中学校の校舎建設や都市計画事業、住民税の減税補填の費用である。単年度の歳入における地方債依存度は年々減少し、2002年度では4.4%であった。
施設整備などの投資的経費の減少により地方債の発行が抑制されたため、2002年度の歳入に占める自主財源の比率は63.0%である。また、一般財源の比率は68.4%であった。
2002年度決算における歳出に対する人件費比率は20.8%で、年々縮減される傾向にある。
2001年度のラスパイレス指数は105.0で、指定都市を除く全市区町村の中では8番目に高く、東京26市の中では7番目に高かったが、給与の引き下げなどの対策により、2002年度は104.1となり、全国でも11位以下になった。
国の行政機関
法務省東京法務局八王子支局 八王子税務署 国土交通省相武国道事務所 国土交通省八王子国道事務所 自動車検査独立行政法人関東検査部八王子事務所
都の行政機関
八王子都税事務所 八王子自動車税事務所 東京都立産業技術研究所八王子庁舎(旧・東京都立繊維工業試験場) 東京都建設局南多摩西部建設事務所 八王子保健所 八王子労政事務所 八王子公共職業安定所(ハローワーク八王子) 警視庁第九交通機動隊 警視庁八王子警察署 警視庁高尾警察署 東京消防庁第九消防方面本部 東京消防庁八王子消防署 富士森出張所 元八王子出張所 小宮出張所 浅川出張所 北野出張所 由木出張所
立法
市議会
八王子市議会は定数40人。2003年の統一地方選挙では、保守系候補が16人当選し、議会内会派・新政会を組織している。新政会は公明党とともに、市長に対し与党的立場を取っている。
定例会の初日には、議場で20分間のミニコンサートが開かれる。
会派の構成
| 会派名 | 議席数 | 代表者 |
| 新政会 | 16 | 飯沢俊一 |
| 八王子市議会公明党 | 10 | 秋山進 |
| 日本共産党八王子市議会議員団 | 5 | 山口和男 |
| 八王子市民・民主クラブ | 4 | 小野坂勝守 |
| 生活者ネットワーク・社会民主党 | 3 | 井上睦子 |
| 諸派(無所属) | 2 |
市議会の組織
議会運営委員会の他、常任委員会と特別委員会がそれぞれ4つ設置されている。また、3月定例会では予算特別委員会が、9月定例会では決算特別委員会が開かれる。 議会運営委員会 常任委員会 総務企画 厚生水道 文教経済 都市建設 特別委員会 ニュータウン対策 交通対策 中心市街地対策 少子・高齢化対策
東京都議会議員
八王子市1市で東京都議会の選挙区をひとつ構成する。すなわち八王子市選挙区であり、その定数は5であるが、2003年10月、衆議院選挙出馬のため自民党所属の議員1名が辞職したことにより、現在八王子市選出の都議会議員は4名、欠員1となっている。2001年6月の選挙では、自民党新人の候補が全選挙区中第3位の得票で当選、自民2議席と公明・共産・民主の各党で1議席ずつを分け合った。
2001年都議会議員選挙結果(八王子市選挙区)
- 最終投票率:53.71%
| 候補者名 | 当落 | 政党 | 得票 |
| 萩生田光一 | 当 | 自民 | 53,822 |
| 東村邦浩 | 当 | 公明 | 49,379 |
| 清水ひで子 | 当 | 共産 | 29,307 |
| 串田克巳 | 当 | 自民 | 23,759 |
| 相川浩 | 当 | 民主 | 23,716 |
| 五十嵐ゆきこ | 社民 | 14,242 | |
| 佐野美和 | 無所属 | 13,604 | |
| 上島よしとも | 自由 | 10,280 |
国会議員
都議会と同様に八王子市1市で衆議院小選挙区をひとつ構成する。すなわち東京24区である。1996年10月の新制度による選挙以来、現職候補が当選しないというジンクスがある。2003年11月の総選挙では、新人の自民党候補が現職の民主党候補を接戦の末破った。敗れた民主党候補は比例代表で復活当選を果たしたため、八王子地区を地盤とする国会議員は2名である。
2003年総選挙結果(東京24区)
- 最終投票率:60.09%
| 候補者名 | 当落 | 政党 | 得票 |
| 萩生田光一 | 当 | 自民 | 108,843 |
| 阿久津幸彦 | 比 | 民主 | 106,733 |
| 藤本実 | 共産 | 21,407 | |
| 石橋薫 | 無所属 | 8,762 |
司法
市内明神町には、東京地方裁判所八王子支部がおかれ、多摩地区全域を管轄している。 同様に、東京地方検察庁八王子支部が隣接して設置されている。
市内には、以下の行刑・矯正施設がある。 八王子医療刑務所(子安町) 多摩少年院(緑町) 八王子少年鑑別所(中野町) 東京婦人補導院(中野町)
経済
産業
第3次産業が、事業所数・従業者数ともに全体の約8割を占める。北八王子工業団地には、各種計測機器などの精密機器製造業の他、交通の利便性により、各社の物流拠点がある。
機業地であった歴史を受け継ぎ、絹織・ニット製品・染色業などの工場も多い。
中心市街地では、大型小売店舗の撤退・中小小売店舗の閉店により、活性化が求められている。
主な産業
(産業別事業所数上位5位まで。カッコ内は構成比。2001年10月1日現在) 卸売・小売業、飲食店 7,681 (40.3%) サービス業 5,648 (29.7%) 製造業 1,947 (10.2%) 建設業 1,905 (10.0%) 不動産業 984 (5.2%)
産業人口
(産業別就業者数上位5位まで、単位・人。カッコ内は構成比。2001年10月1日現在) サービス業 73,987 (34.9%) 卸売・小売業、飲食店 66,041 (31.2%) 製造業 34,032 (16.1%) 建設業 13,520 (6.4%) 運輸・通信業 10,680 (5.0%)
農林漁業
農家の戸数は1,529戸で、販売農家と自給農家の比率はほぼ同じである。東京都にある養蚕農家23戸のうち10戸が八王子市にある。
西部の山地・丘陵の農地では、サル・イノシシなどの獣害対策が課題となっており、ボランティアによる駆除活動が行なわれている。
農業粗生産額は27億円である。内訳は以下のとおりである。
生乳 (15.2%)
ほうれんそう (9.0%)
小松菜 (7.8%)
鉢物類(花卉)(6.9%)
大根 (6.1%)
その他 (55.0%)
農地面積は957ha(市域全体の約5.1%)で、内訳は以下のとおりである。
畑 629ha(65.7%) 樹園 245ha(25.6%) 田 83ha(8.67%)
林業
浅川上流にはマス釣場があり、ニジマス・ヤマメの遊漁が可能である。
工業
明治期以降、繊維工業が隆盛したが、第二次世界大戦後、1960年代ごろから次第にその数を減らした。しかし現在でも絹織・ニット製品・染色業などの工場が市内に140(2000年現在)あり、海外の高級ブランド製品の委託生産や、地域ブランド化など、製品の差別化によってその付加価値を高めようしている。1970年代以後、工業団地の造成にともない、電気機械・精密機器製造業の比重が高まり、関連する中小の企業も市内各地に点在している。
2000年の工業事業所数は1,714、従業員数は26,391人、製品出荷額は約7,892億円である。
それぞれの上位5位までの業種と比率は以下のとおりである。
工業事業所数
電気機械器具 339(19.8%) 一般機械器具 278(16.2%) 金属製品 176(10.3%) 繊維工業 140(8.2%) プラスチック製品 127(7.4%)
工業従業員数
(単位:人) 電気機械器具 9,310(35.3%) 一般機械器具 4,646(17.6%) 食料品 1,760(6.7%) 出版印刷関連 1,497(5.7%) プラスチック製品 1,490(5.7%)
工業製品等出荷額
(単位:万円) 電気機械器具 31,459,795(39.9%) 一般機械器具 19,468,689(24.7%) 化学工業 7,831,992(9.9%) 出版印刷関連 3,561,241(4.5%) プラスチック製品 2,436,606(3.0%)
主な企業
製造業
アジレントテクノロジー(日本本社。半導体部品・生化学分析機器) 沖電気工業(八王子事業所。研究技術開発) 多摩沖電気(本社工場。IC性能計測など) オリンパス(八王子事業所。研究技術開発) カシオ計算機(八王子研究所) ケンウッド(本社・八王子事業所) コニカミノルタ(東京サイト八王子事業所。コピー機、光学レンズ、医療用・印刷機器用フィルム製造) 東京精密(八王子工場。計測機器・半導体製造機械) トヨタ自動車(東京デザイン研究所。デザイン研究開発) 日本ビクター(八王子工場) 日本ヒューレット・パッカード(八王子事業所) 日本分光(本社。計測機器)
物流拠点
花王ロジスティクス東京 西濃運輸 中央ヤクルト物流 日本通運 日本アムウェイ 福山通運
姉妹都市
八王子市の姉妹都市は、2004年現在、以下にあげる国内の2市である。海外に姉妹都市・友好都市はない。
苫小牧市(北海道) 1973年8月10日姉妹都市盟約 日光市(栃木県) 1974年4月1日姉妹都市盟約
いずれも千人同心のゆかりの地である。苫小牧は、江戸時代末期、北辺警備と勇払原野の開拓に千人同心が参加したこと、日光は、千人同心が東照宮の火の番を勤めていた縁で、姉妹都市となった。
地域
言語
古くから居住する住民は、西関東方言の一種である八王子方言を話すが、他地域からの人口流入などにより、特徴はあいまいになりつつある。西関東方言の中でも、横浜方言・あるいは甲州弁との交流が認められる。八王子方言の特徴として「──じゃんかよ(ぉ)」など、語尾に「じゃん」「よぉ」をつけることが多い(例:太郎さんよぉ、まったくもうよぉ、困っちまうじゃんかよぉ)。また「うざい」という若者言葉は、江戸期まで使用された「うざうざ」を源とする八王子方言の「うざったい」(まとわりつくような不快感を表す)が源であるとする説がある。
健康と福祉
2004年1月1日現在、市民の平均年齢は41.03歳である。2003年度の高齢者人口は81,879人で、総人口比は15.56%である。うち独居老人は5,440人、寝たきり人口は732人である。独居老人は漸増傾向にあるが、寝たきり人口は減少している。2004年1月1日現在、市内最高齢者は男103歳、女107歳である。
東京都の福祉施設としては、八王子授産場、八王子児童相談所、八王子生活実習所、八王子福祉作業所がある。
教育
1960年代後半以降、大学の移転が相次ぎ、学園都市として整備されている。1980年代以降、図書館・文化ホールなどの社会教育施設の整備が進んだが、市の行財政改革により、施設の仕様や、運営の見直しが進んでいる。
学校教育
市の郊外にあたる丘陵地帯には大学が点在し、市域および隣接境界地域を含めると21の大学・短期大学がある。1970年代前半のいわゆる第二次ベビーブームや、ニュータウンなどの住宅整備に伴う人口増加に対応し、初等中等教育学校が増設されたが、少子化の進行に伴い、一部小学校の統廃合が検討され、実施される予定である。
2003年4月21日、小泉内閣の進める構造改革特別区域構想にともない、不登校児童・生徒のための体験型学校特区に認定され、2004年4月、小中一貫校である八王子市立高尾山学園が開校した。
2004年4月から、市立の小学校・中学校に学校選択制度が導入される。小学校では指定校と隣接校から、中学校は市内全域のすべての学校から、通学する学校を選択することができる。
市内の小学校
八王子市内には2004年4月現在、68の小学校があり、そのすべては市立である。 第六小学校には、市立小学校に在籍する帰国児童・外国人児童を対象に、日本語学級が開設されている。 児童数の減少により、稲荷山・寺田の2市立小学校が統合され、新たに緑ヶ丘小学校が2004年4月1日に開校した。同様に、鹿島・松が谷・三本松の3校の統合が検討され、2004年4月、まず三本松小学校が松が谷小学校に統合された。
- 各小学校名については八王子市立の小学校一覧を参照のこと。
市内の中学校
市立第五中学校には、都内在住・在勤の、学齢を越えた義務教育未修了者を対象に夜間学級が開設されている。 市立中学校(37校)
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市内の高等学校
東京都立 東京都立八王子東高等学校 東京都立八王子北高等学校 東京都立南多摩高等学校 東京都立富士森高等学校 東京都立片倉高等学校 東京都立館高等学校(2004年3月閉校。2005年度、仮称「八王子地区単位制高校」として生まれ変わる予定) 東京都立松が谷高等学校 東京都立第二商業高等学校 東京都立八王子工業高等学校 私立 穎明館高等学校 共立女子第二高等学校 工学院大学附属高等学校 聖パウロ学園高等学校 帝京大学高等学校 帝京八王子高等学校 東京純心女子高等学校 八王子高等学校 八王子実践高等学校 明治大学付属中野八王子高等学校
短期大学
創価女子短期大学 帝京大学短期大学 戸板女子短期大学 山野美容芸術短期大学
大学
東京都立大学 中央大学 帝京大学 工学院大学 東京工科大学 東京薬科大学 東京造形大学 多摩美術大学 東京純心女子大学 創価大学 拓殖大学 共立女子大学 杏林大学 日本文化大学
その他の学校
市立 八王子市立高尾山学園(不登校児童・生徒のための小中一貫校。2004年4月開校) 八王子市立看護専門学校 東京都立 東京都立八王子養護学校 東京都立八王子東養護学校 東京都立南大沢学園養護学校 東京都立八王子盲学校
国立 国立東京工業高等専門学校
その他 パラッツオ・スピネッリ芸術修復学院東京校・ランビエンテ修復芸術学院(フィレンツェにある美術作品修復技術専門学校の日本校)
社会教育
行財政改革により、市立の社会教育施設の一部は財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団が運営している。また、1990年代以後に設立された施設は、その大半が複合施設となっており、一部は商業施設と共用している。1962年開館の市民会館は、施設の老朽化により、移転・新築が検討されている。
2003年10月、隣接する神奈川県津久井郡相模湖町・藤野町との間に、公の施設の相互利用協定を結び、両町の図書室や体育施設について、八王子市民の利用が可能になった。
東京都高尾自然科学博物館は、都立唯一の自然史博物館であったが、2004年3月31日、施設の老朽化などの理由により閉館した。博物館事業は八王子市に移管され、新施設の建設が検討されている。
ホール・集会場
学園都市センター 市民会館 芸術文化会館(いちょうホール) 南大沢文化会館 生涯学習センター(クリエイトホール) 陵南会館 長房ふれあい館 市民センター 大和田・長房・浅川・子安・由木中央・由井・北野・元八王子・由木東中野・石川・恩方・台町・南大沢・川口・加住・横山南 市民集会所 横山・恩方・川口・館・加住・由井・元八王子・北野・石川
図書館
市立図書館 中央図書館 生涯学習センター図書館 南大沢図書館 川口図書館 移動図書館「青い鳥号」
博物館
八王子郷土資料館 絹の道資料館 八王子市こども科学館(サイエンスドーム八王子) 独立行政法人森林総合研究所多摩森林科学園・森の科学館 日野オートプラザ(日野自動車21世紀センター=シャノン21内の自動車博物館)
美術館
市立 八王子夢美術館 私立 東京富士美術館 村内美術館 トリックアート美術館
公民館
中央公民館 南大沢公民館 川口公民館
体育施設
富士森公園(市民体育館・陸上競技場・市民球場・テニスコート・市民プール) 甲の原体育館 東浅川保健福祉センター 椚田運動場(少年野球場・少年サッカー場・テニスコート・ゲートボール場・ジョギングコース) 上柚木公園(陸上競技場・野球場・ソフトボール場・テニスコート) 滝が原運動場(滝が原野球場(軟式)・ソフトボール場・テニスコート・サッカー場兼自転車練習場) 大塚公園(野球場・テニスコート・プール) 川町運動場(少年野球場・少年サッカー場) その他 軟式野球場(北野公園・高倉公園) テニスコート(大平公園・久保山公園・内裏谷戸公園・別所公園・殿入中央公園・松木公園) 陵南プール
隣接している自治体
東京都 町田市、多摩市、日野市、昭島市、福生市、あきる野市、西多摩郡檜原村 神奈川県 津久井郡藤野町、相模湖町、津久井町、城山町
交通
隣接・近隣の自治体には鉄道または路線バスが通じている。ただし、檜原村と津久井町に向けては直接の鉄道の便はなく、直接の道路も通じていない。
中央自動車道には元八王子バス停があり、定期高速バスを利用できる。ただし、市の中心部から離れており、市内各所からのアクセス性は、決してよいとはいえない。
鉄道路線
中心となる駅
八王子駅・京王八王子駅、高尾駅、南大沢駅
隣接市町村への連絡
近隣市町村への連絡
バス路線
八王子はバス路線の発達した街であり、主要駅発着のバス路線の数は多い。また、市域も広いため、直接鉄道で結ばれていない隣接地域へのアクセスは、主に路線バスが活用されている。市を東西に貫く甲州街道を境にして、主に北側の路線を西東京バスが、南側は京王電鉄バスが営業運行している。
1999年、西東京バスから多摩バスが分社化され、2000年から陣馬街道方面などの路線を共同運行している。
2002年、市街地の渋滞緩和と、駅周辺地域での乗降客増加を企図して、各社線とも八王子駅付近の停留所からの運賃が100円均一となった。
長きにわたり、市の北西部─北東部を直接に結ぶバス路線がなかったが、2003年には、運賃100円均一のコミュニティバスである八王子市地域循環バス(通称はちバス)の北西部コースが運行を開始した(運行は西東京バスに委託されている)。2004年には新たに南東部の既存路線外を補完する路線(東部コース)も営業を開始した。
八王子市内に営業路線・営業所・車庫を持つバス会社は以下のとおりである。 西東京バス 多摩バス 京王電鉄バス 京王バス南 神奈川中央交通
市内発着のバス路線については、バス路線一覧 (八王子市)を参照のこと。
隣接・近隣市町村への連絡 (路線バス)
隣接・近隣市町村への連絡バス路線一覧 (八王子市)を参照のこと。
都道府県庁への連絡
JR中央線、京王電鉄京王線、あるいは高速バスで新宿へ。平日日中の主要駅からのルートおよび平均的な所要時間は以下のとおりである。
八王子-新宿(中央特快で36分)
京王八王子-新宿(特急で34分)
高尾-新宿(中央特快で43分、京王高尾線準特急で45分)
南大沢-新宿(京王相模原線急行・調布乗換の特急利用で32分)
中央自動車道元八王子バス停から高速バス(道路状況により40-80分)
広範囲な連絡
京王八王子高速バスターミナルより、以下の行先の高速バスがある(カッコ内は経由地)。 (山科駅-三条京阪駅)-京都駅八条口 (茨木駅-茨木市駅-大阪駅-近鉄なんばOCAT-あべの橋)-USJ (大聖寺東町-小松駅-片町-香林坊-武蔵ヶ辻)-金沢駅 また、空港行きバスとして、以下の2路線がある(カッコ内は経由地)。 高尾駅南口-(京王八王子バスターミナル-八王子駅北口)-羽田空港 京王八王子高速バスターミナル-成田空港
道路
高速道路・有料道路
中央自動車道(石川PA・八王子IC・元八王子バス停・八王子JCT) 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)建設中(八王子北IC・八王子JCT・八王子南IC) 国道16号八王子バイパス(鑓水IC・片倉IC・中谷戸IC・打越IC) ひよどり山有料道路一般国道
国道20号(甲州街道) 日野バイパス(一部開通) 八王子南バイパス(建設中) 国道16号(東京環状) 国道411号(滝山街道)都道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
2003年11月29日、観光産業振興政策の一環として、八王子市長は市内在住の演歌歌手・北島三郎に八王子観光大使を委嘱した。 高尾山や陣馬山はハイキングコースとして知られ、明治の森高尾国定公園や東京都立高尾陣場自然公園に指定されている。高尾山は東海自然歩道の起点でもある。 高尾山は行楽地であるとともに、真言宗智山派大本山高尾山薬王院有喜寺の寺域でもある。薬王院は年末年始の除夜参り・初詣客でにぎわう。 鑓水地区には横浜に輸出用生糸を運ぶために利用された「絹の道」(文化庁選定「歴史の道百選」)がある。 空堀・土塁等が残り、15世紀後半の中世城郭の形態を今に伝える片倉城跡公園がある。 規模の大きさや保存状態の良さでは日本でも有数の城跡である滝山城跡がある。 武田信玄の娘で、織田信長の長男、信忠と婚約した松姫が、武田氏滅亡後尼となり開いた信松院がある。 武蔵陵墓地には、大正天皇・貞明皇后の陵墓である多摩陵、同東陵があり、隣接して昭和天皇の武蔵野陵、香淳皇后の武蔵野東陵がある。 8月初には「八王子まつり」が、11月の終りには「いちょうまつり」が行われる。
出身有名人
| 三田村鳶魚、江戸風俗考証家(1870年4月17日-1952年5月14日) 前田真三、写真家(1922年6月3日-1998年11月21日) 中条静夫、俳優(1926年3月30日-1994年10月5日) 斎藤耕一、映画監督(1929年2月3日-) 富沢宏哉、プロ野球審判(1931年7月25日-) 松田光弘、ファッションデザイナー、ニコル創業者(1934年4月2日-) 島村達雄、アニメーション作家(1934年9月29日-) 夏木陽介、俳優(1936年2月27日-) 鈴木松美、声紋研究家(1941年1月1日-) 生沼スミエ、バレーボール選手・監督(1946年10月4日-) 高橋春男、漫画家(1950年3月30日-) 松任谷由実、シンガーソングライター(1954年1月19日-) | 篠田節子、作家(1955年10月23日-) 佳那晃子、女優(1956年3月8日-) 井上一馬、作家・翻訳家(1956年7月29日-) 大貫卓也、広告アートディレクター(1958年1月18日-) ヒロミ、タレント(1965年2月13日-) 上川隆也、俳優(1965年5月7日-) 小川直也、柔道選手・格闘家(1968年3月31日-) 前田耕陽、俳優(1968年8月16日-) 工藤夕貴、女優(1971年1月17日-) 高木大成、プロ野球選手(1973年12月7日-) 松永里絵子、新体操選手(1979年5月19日-) 滝沢秀明、俳優(1982年3月29日-) |
関連項目
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その他
外部リンク
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