島田裕巳
島田 裕巳(しまだ ひろみ 1953年 - )は、宗教学者、元日本女子大学教授。
調査対象である各宗教団体とは着かず離れずの状態を保つのが原則とされる宗教学界にあって、一種のタブーであった宗教評論を行なったことが、毀誉褒貶を招いた。
中でも幸福の科学への批判は、関係者の反発を招き、同教団の刊行物で事実上の特集が組まれたほどであった。
その一方、同時期に注目されていたオウム真理教 (現アーレフ) に対しては、通常の宗教学者同様にそれほど批判の矛先を向けなかったことから、相対的に同教団を擁護しているような印象を世間に与えることとなった。
特に、実際には同教団とのかかわりが希薄になった時期に同教団が変質し、一連の大きな刑事事件を起こしたことから、教団に名前を利用されていたことも不利に働いて、世間の指弾を浴びることとなった。
同時期には怪文書がばら撒かれたり、同教団から幹部用の教団名であるホーリー・ネームを授かっているなどというデマが流されたりもしたが、前者は大学当局、後者は『宝島30』誌等の調査により、事実無根であることが判明している (デマの発信源であった元オウム信者の女性が自殺したため、背後関係は不明)。
しかし、マスコミの逆風の中、同時期に大学のほぼすべての専用回線に対して数日間にわたって抗議電話が殺到するという事件があり、それを一つのきっかけとして、教授に昇格したばかりの大学を辞職することになってしまった。
現在は著作活動を中心に活躍。
参考文献
島田裕巳 『オウム―なぜ宗教はテロリズムを生んだのか』 (本人による総括) ISBN 4901510002
外部リンク
島田裕巳 official(公式サイト)
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