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南硫黄島

南硫黄島みなみいおうじま東京都 小笠原村に属する無人島

概要

面積3.54km2、周囲7.5km。東京から約1300km、火山列島硫黄列島)の最南端に位置する。海食崖に囲まれたピラミッド状の島で、標高は916mで伊豆諸島小笠原諸島の中では最高峰。頂上付近は雲霧帯でいつも霧がかかっている。

歴史

1543年スペイン船「サン・ファン号」によって発見、サン・オーガスティン島と命名された。
1779年イギリス船「ディスカバリー号」と「レゾリューション号」が目撃、サウスアイランドと命名された。
明治19年(1886年)3月函館出航後、しけで遭難した帆船「松尾丸」が漂着、乗員9人のうち島に残留した3人が3年半生活ののち、母島の漁船によって救助された。それ以後、小笠原・硫黄島航路の定期船が年に1回汽笛を鳴らしながら、島を周回して漂着者の有無を確認することが慣例となった。
明治24年(1891年)正式に日本領土になった。
昭和11年に広島文理大学が島を初めて調査した。それ以降は本格的な調査は行なわれなかった。
昭和43年(1968年)アメリカから日本に返還された。
昭和47年(1972年)国の天然保護区域に指定された。
昭和50年(1975年)5月17日日本初の「原生自然環境保全地域」に指定された。
昭和57年(1982年)6月に環境庁による初の総合調査が行なわれた。オガサワラオオコウモリ、ミナミトリシマヤモリなど貴重な動植物が多いことがわかった。

現況

島は急斜面のため上陸は困難。周辺海域ではしばしば海底噴火がある。



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