幸田露伴
幸田露伴(こうだ ろはん、慶応33年7月23日(1867年8月20日) - 1947年7月30日)は、東京都神田生まれの小説家、文芸評論家。幕臣、幸田成延の三男で、本名は、成行(しげゆき)。幼名は鉄四郎。別号には、蝸牛庵(かぎゅうあん)、笹のつゆ、雪音洞主、脱天子など多数。
兄弟は実業家の幸田成常、千島探検の郡司成忠、歴史家の幸田成友、音楽家の幸田延、安藤幸など。娘は作家の幸田文(あや)。
経歴
逓信省電信修技学校卒。1889年、電信技師として赴任した北海道余市から帰京し、雑誌『都の花』に小説『露団々(つゆだんだん)』を発表。以後『風流仏』『五重塔』などを発表し、作家としての地位を確立。尾崎紅葉、坪内逍遥、森鴎外と並んで「紅露逍鴎」時代を築き上げた。「写実の紅葉、理想主義の露伴」と並び称され、近代文学の発展を方向づけたとされる。1937年、第1回文化勲章を授与され、芸術院会員となる。1947年7月30日没。京都帝国大学で講師を数年間勤めたことがある。文学博士。
作品
代表作として、小説『風流仏』『五重塔』『連環記』、史伝『運命』『頼朝』『蒲生氏郷』『平将門』など多数。