張良
張良(ちょうりょう、? - 紀元前186年)は、秦 - 前漢時代の謀将。字は子房。代々韓の宰相をしていた張家の末裔。
後に劉邦に軍師として仕える。その軍略は非常に優れ、「謀を帷幄のなかにめぐらし、千里の外に勝利を決した」と劉邦に言わせしめた。
楚を滅ぼし前漢が中国を統一してからは病弱と長生術の修行を理由に、早々に隠居し、その後の劉邦の粛正の対象とはならなかった。しかし、劉邦の死期が近づき、皇太子争いが激しくなると不本意ながら、それに巻き込まれることとなり、呂雉、劉盈(後の恵帝)母子に、劉邦が度々招聘に失敗した、高名な学者達を劉盈の師として、招くように助言している。
その優れた軍師ぶりは、我が国にも伝わっており、本稿で用いられている肖像画以外にも、江戸時代に描かれた、張良の肖像画が何枚も残っている。しかし、時代考証に関しては、まったく無視されている。