副露
麻雀では、他人の捨てた牌の中に自分にとって有用なものがあったとき、自分の手に取り入れることのできるルールがある。 これに従って牌を取り入れる行為を副露(フーロ)という。「副露する」「さらす」とも言い、これは牌を取り入れたときには「どのような形で取り入れたか」示すために関連した面子を公開することを指す。どの牌を取り入れたか明示するため、持ってきた牌だけを横に置く。「鳴く」「哭く」「喰う」とも言う。(他人の捨て牌でアガるのはまた別の行為であり副露とは言わない)
副露することによって手の進みは早くなるものの、 狙いを他家に読まれやすい 手の自由度が減少する 立直をかける権利を失う 面前で完成するよりも飜数が下がる役がある(いわゆる喰い下がり) などの欠点もある。
手牌に同じ牌がふたつあり、誰かがそれと同じ牌を捨てた場合、刻子とする為に、ポンと発声してその牌を利用できる。その場合、手牌からその2つの牌を卓の右隅に置いて公開する。一度鳴いたら二度とその面子の牌を入れ替えられないなどの制約がある。
上家の捨て牌が2連続する数字と続く牌である場合、(順子)とする為に、チーと発声してその牌を利用できる。その場合、手牌からその2つの牌を卓の右隅に置いて公開する。一度鳴いたら二度とその面子の牌を入れ替えられないなどの制約がある。
手牌に3つ同じ牌(刻子)があり誰かがそれと同じ牌を捨てた場合、槓(カン)と発声してその牌を取ることができる。その場合、手牌からその3つの牌を卓の右隅に置いて公開する。これを大明槓と呼ぶ。ポンしたのちに同じ四枚目の牌を自摸った場合、槓と発声して付け加えることができる。これを小明槓と呼ぶ。加槓とも呼ばれる。
手牌に同じ牌が四枚揃った場合、槓と発声して手牌から隅に内側二枚を表に、外側二枚を裏にして四枚並べて置く。これを暗槓と呼ぶ。槓をした場合1枚足りなくなるので、新しく王牌から嶺上牌をツモる。いずれの槓も一度鳴いたら二度とその面子の牌を入れ替えられないなどの制約がある。
役と副露
副露して作ることの可能な役と、副露すると消滅する役がある。立直、一発、平和、一盃口、二盃口、一色三順、四暗刻、九連宝燈などは鳴くと作ることができない。七対子も対子を七つ集める役なので鳴いて作ることはできない。また副露した場合、飜数の下がる役があり、喰い下がり(くいさがり)と呼ばれる。喰い下がり役は、混全帯ヤオ九、一気通貫、三色同順が2飜から1飜に下がる。純全帯ヤオ九、混一色は3飜から2飜に下がる。清一色は6飜から5飜に下がる。一般に順子系の役は下がるか消滅し、対子系の役はそのままの傾向がある。
断ヤオは特殊役として、鳴いても作ることが出来るルール(クイタンあり)と、鳴くと消滅するルール(クイタンなし)があり、クイタンなしは特に関西方面で盛んという傾向がある。