国際法
国際法(こくさいほう)とは国家を越えて効力を持つ、国家間の法律。「国際公法(droit international public)」とも呼ばれる。成文化されたものと、慣習によって成り立つ不文のものとがある。歴史的には16-17世紀のヨーロッパにおける宗教戦争の混乱を経て、オランダの法学者グロティウスやスアレス、ビトリアらが創始。
成文化された国際法の例として条約がある。締結する国家や地域が、その内容に同意して採択し、また批准して効力を発揮する。これは、条約を締結した国家や地域のみについて有効な法律となる。
慣習国際法は、多数の国家がそれが法的なものであるとの意思(法的確信)のもとに、一定の慣習を守ることによって成り立つとされる。
国際連合憲章について言えば、国連にはいまや世界のほとんどの国が加盟しているため、ほとんど慣習法化された成文法と言える。