外食産業
外食産業(がいしょくさんぎょう)とは、家庭の手料理に代わり、外で食事を提供するサービス。狭義では、食堂やレストランに始まり、ファーストフードや喫茶店(カフェ)など飲食店を経営する産業。
広義では、調理済みの弁当、惣菜の販売などの「中食」(なかしょく、ちゅうしょく)や、イベントや飛行機の機内食などの大人数分の仕出し(ケータリング)、工場などの社内食堂や病院など給食業務を請け負う事業も、この外食産業に含む事が多い。
「中食」は女性の社会進出の広がりや、主な販路であるコンビニエンスストアの拡大に連れて成長度が著しい。特にコンビニエンスストア向けの弁当を製造している工場では、24時間操業で、大規模なものでは一日に数万~10万食あまりを製造しており、一種の食品工業となっている。
形態
(狭義の)外食
食堂 レストラン 喫茶店 ファストフード 料亭 バー クラブ 飲み屋(居酒屋) 食堂車
中食・その他
弁当 仕出し - 法事などのイベントに関連して注文により調理、配達 ケータリング - 仕出しの大規模版。専門業者やホテルが手がけることが多い。 店頭販売 - コンビニ、スーパー、持ち帰り弁当店で販売 惣菜
歴史
原型の「茶屋」が登場したのは室町時代といわれ、江戸時代初期には「飯屋」(めし屋)が登場したともいわれている。中期から後期にはそば屋や料亭、居酒屋などの業態が登場したとされる。これらの業態は、個人による生業(なりわい)的なものがほとんどで、「のれん分け」による支店としての関係にとどまっていたが、1960年代の不二家のレストラン・洋菓子販売チェーンストアの展開から、産業としての「外食産業」が起こり始め、大阪日本万国博覧会開催の1970年以降、チェーンストア理論を採用した「すかいらーく」「マクドナルド」など多くの外食チェーンの展開が始まる。
1980年代以降は、持ち帰り弁当チェーン店の展開が本格化され、同時期にはコンビニエンスストアで弁当が売られるようになり、現今の「中食」の元となった。
1990年代後半以降は、スターバックスなど外資系コーヒーチェーンも進出している。
主要な外食産業
ファミリーレストラン すかいらーく、ロイヤルホスト、デニーズ、ガスト、ジョナサン、アンナミラーズ、ココスジャパン、サンデーサン、ジョイフル ハンバーガーショップ マクドナルド、モスバーガー、ロッテリア、ファーストキッチン、DOMDOM、フレッシュネスバーガー、バーガーキング、デイリークイーン フライドチキン(ケンタッキーフライドチキン) ドーナツ(ミスタードーナツ 元ダンキンドーナツ(撤退済み)) ラーメン店 コーヒーショップ(ドトールコーヒー、スターバックス) カレーショップ(COCO一番屋、C&Cカレー、バルチックカレー、カレーの王様) 居酒屋(養老の滝、白木屋、魚民) 牛丼屋(吉野家、松屋、すき家、なか卯、神戸らんぷ亭) 焼肉屋(牛角、万世) 洋食店 イタリア料理(カプリチョーザ、サイゼリヤ) そば屋、うどん屋 立ち食いそば 寿司屋(鮨屋) 回転寿司 食堂車