木
木(き)は、植物の中のひとつ。硬い幹を持ち、幾本もの枝があり、大地に根を張り、生長する。植物学では、年輪ができる植物を木、できない植物を草と定義している。したがって、たとえば、「バナナの木」には年輪ができないので、植物学的には「草」に分類される。
木とは、生きていない細胞により生体が支持されている植物、草とは生きた細胞で生体が支持されている植物と言える。 生きた細胞が死んで生体の支持に使われるようになることを木化という。 年輪は、季節による寒暖の変化や、乾燥・湿潤の変化により組織の生長スピードが変化した結果生じる。 従って、木であっても連続的に生長する条件では年輪はできない。
見方を変えると、死んだ細胞に支持され連続的に生長するのが木、 常に支持体を1年から数年で更新し、連続的に生長しないものが草、とも言える。 上のバナナの例でいえば、「バナナの木」には年輪状の輪ができるが、すべてが生きた細胞で構成されているので (寿命の長い)草、と言うことになる。
この定義に従うと、竹は「連続的に成長」しないので草、となり、一方「死んだ細胞で支持されている」ので木、とも言える。
また、木か草かというのは必ずしも種に固有の性質でもない。 ナス科、キク科、マメ科などには、通常は草として生育しているが、条件がそろえば枯れることなく連続的に生長し、軸を木化させる種もたくさんある。
木は製材され、木材となり、建築材や家具などに利用される。
木の一覧
グラフ理論において木とは、連結で閉路のないグラフのこと。詳しくは、木 (数学)参照。
古代中国の思想において木(もく)は五行の一つ。水から生じ、火を生じ、土を滅し、金に滅される。五行思想を見よ。
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