法律
法律(ほうりつ)とは、国家権力による強制力をともなう社会規範を言う。 一般的に国家権力による強制力(多くの場合刑罰)をともなう点で、他の社会規範(宗教、道徳)と区別される。近代以後にあって法律とは、議会が制定する法のことである。法と法律が混同されることが多いが、講学上は法と法律は区別され、議会制定法以外の法が法律と呼ばれることはない。
日本国における法律
日本国における立法府である国会で制定される。 これらの法律の多くは、以下のような経過をたどるのが通常である。 各主管省庁の法律案として原案が作成され、内閣総理大臣あての閣議請議案の送付を受けて、内閣法制局での審査に付される。 内閣法制局の審査が終了すると、法律案として閣議決定され、内閣から国会に上程される。 法律案が提出されると、先議院議長から適切な委員会に付託・審査がなされ、本会議において質疑・採決がなされる。 国会で法律案が可決されると、後議院の議長から内閣を経由して奏上される。 このようにして法律が成立すると、法律に法律番号が付けられ、主任の国務大臣の署名及び内閣総理大臣の連署とともに公布される。もっとも、近年、議員によって法律案が提出され、法律となる議員立法が増加する傾向にある。
日本国の法律は原則として日本国内で適用され、地方自治体の議会が定める条例や、行政機関が出す政令、省令などよりも拘束力が強いが、日本国憲法の下位にある。
日本国の憲法や主な法律などの条文は法令データ提供システム(法令データ提供システム/総務省行政管理局)で参照することができる。
個別の記事を持つ日本国の法律
日本の法律一覧を参照。
関連項目
法令 法学 国際法 欠格条項