深夜バス
深夜バス(しんやばす)とは、主に深夜時間帯(23時以降)に運転される、短距離から中距離の路線バスをいう。日中に運行される通常バス路線の中で、深夜の時間帯に運転されるもののほかに、大都市のターミナル駅からの鉄道路線の最終電車の発車後の代替輸送の目的で運転されるものがある。後者の場合は深夜急行バス(しんやきゅうこうばす)や深夜中距離バス(しんやちゅうきょりばす)と呼ばれることがある。
主に残業などで帰宅の遅くなる通勤客を想定しているため、ほとんどの路線では会社が休みとなる土曜日や日曜日、祭日、年末年始、旧盆期間には運行されない。
なお、夜行便の長距離で運行される路線バスのことを「深夜バス」とは呼ばない。
通常バス路線の深夜バス
多くの場合、23時以降に始発バス停を発車し、通常より高い運賃を徴収するバスと定義することが多い。運賃は通常の倍額であることが多い。鉄道駅と団地などの住宅地を結ぶ路線が多く、深夜バスの最終便は、最終電車の到着に接続する形でダイヤが組まれている場合が多い。
深夜の鉄道代替バス
東京都内や大阪市内のターミナル駅からの鉄道路線の最終電車の発車後、クローズドア方式を採って一般路線バスよりも長距離(だいたい10~50キロ程度)を走り、鉄道運行終了後の輸送を確保する深夜バス。運賃は同区間の鉄道運賃よりはかなり割高であるが、タクシーよりは割安な金額(距離により1000~4000円程度)が設定される。
多くは目的地となる駅への終電が発車した後の午前0~1時頃の出発で、目的地には1時~3時頃に到着するダイヤが組まれている。高速道路を利用する路線が多いのと、快適に帰宅できるようにするために、観光バスタイプの車両による座席定員制を採用するところが多い。
バブル経済絶頂期の1988年頃から運行が開始されたが、経済の変化により利用客が減少し、運行日を金曜日のみに縮小したり、廃止される路線も出ている。