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漆喰タイル

漆喰タイルは、古くから日本の建築に使われてきた漆喰(しっくい)の原料である消石灰を用い、高圧成型して作る不焼成タイルである。福岡県田川市の田川産業によって、新しい建築素材として開発された。

漆喰の主原料である消石灰(水酸化カルシウム)は大気中の二酸化炭素と反応し、次に示す化学式ように炭酸カルシウムに変化していく。

Ca(OH)2+CO2 → CaCO3+H2O

このように、高圧成型の後の養生プロセスにおける炭酸化反応によって緻密になるため、物理的強度は徐々に増加していく。焼成工程がないため、製造に要するエネルギーは一般のタイルの20パーセント。

建築材料として

漆喰タイルは漆喰の質感をもつものの、強度があり、色や模様のついたもの、しま模様や凹凸など立体的な意匠もつけられる上、リサイクルが可能で、環境への負担もない。
シックハウス症候群が問題視されているなかで、そのリスクのない建築材としても注目されている。

その他

また、漆喰タイルに書を書くといった新しい試み(書家・寺本一川)による造形美も話題になった。



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