主の兄弟ヤコブ
主の兄弟ヤコブ( - 62年)はナザレのイエスの異父弟または従兄とされる人物である。日本ハリストス正教会では主の兄弟イヤコフと呼ぶ。 エルサレムにおける初期キリスト教団ないしユダヤ教ナザレ派(エルサレム教団の指導者であった。伝承によればエルサレム教会の初代司教(主教)であり、文献に名前が残る最初のエルサレム教会司教ヤコブと同一視される。パウロ書簡および使徒行伝からエルサレムにおいて指導的立場にあり、またヘブライオイの代表者であったことが知られる。パウロ書簡からは使徒の称号を有していた形跡も伺われる。伝統的に新約聖書文書『ヤコブの手紙』の筆者とされるが、今日の聖書学の立場からは否定される。
しかし、その後ローマの教団と対立し、勝者のローマによってその名は消されたとされる。 近年、その名前がアラム語で「ヤコブ、ヨセフの息子、イエスの兄弟」と記されている骨箱が見つかったとして、注目をあびた。
「主の兄弟イヤコフの聖体礼儀」といわれる聖体礼儀(聖体祭儀)の典礼文は今日でもエルサレムの聖墳墓教会において年数回用いられている。
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