令制国一覧
これは、7世紀後半から明治時代までの日本国内の地方区分、国(令制国)の一覧である。
令制国の改廃は、奈良時代までと明治時代になされ、その間の平安時代から江戸時代には長期にわたって変更がなかった。この一覧では、平安時代から江戸時代の諸国をまず五畿七道に従って配列し、一時的に存続した諸国はその中で字下げして付ける。最後に北海道の諸国を付け加える。この一覧が、すべての国を列挙するためのもので、多くの改廃を記していないことに注意されたい。それらの詳細は、各国の項目に記す。
個々の国について、中国の地方単位である州になぞらえて、○州と呼ぶ慣用表現がある。○の部分には、二字からなる国の名のうち一字をとってあてる。日本全体を総称する際には、「日本六十余州」などと表現することもあった。かっこ内にあるのが、州を付ける呼び方である。読み仮名は現代仮名遣い。
五畿
畿内
山城国・やましろ(山州、城州、雍州) 大和国・やまと(和州) 716年頃 - 738年頃 大和国 芳野監 河内国・かわち(河州) 和泉国・いずみ(泉州) 摂津国・せっつ(摂州)
七道
東海道
伊賀国・いが(伊州) 伊勢国・いせ(勢州) 志摩国・しま(志州) 尾張国・おわり(尾州) 三河国・みかわ(参州) 遠江国・とおとうみ(遠州) 駿河国・するが(駿州) 伊豆国・いず(豆州) 甲斐国・かい(甲州) 相模国・さがみ(相州) 武蔵国・むさし(武州) 安房国・あわ(房州) 上総国・かずさ(総州) 下総国・しもうさ(総州) 常陸国・ひたち(常州)
東山道
近江国・おうみ(江州) 美濃国・みの(濃州) 飛騨国・ひだ(飛州) 信濃国・しなの(信州) 721年から731年 信濃国 諏方国 上野国・こうずけ(上州) 下野国・しもつけ(野州) 陸奥国・むつ(奥州) 718年から数年間 陸奥国 石城国 石背国 1868年分割後 陸奥国・むつ 陸中国・りくちゅう 陸前国・りくぜん 磐城国・いわき 岩代国・いわしろ 出羽国・でわ(羽州) 1868年分割後 羽前国・うぜん 羽後国・うご
北陸道
若狭国・わかさ(若州) 越前国・えちぜん(越州) 加賀国・かが(加州) 能登国・のと(能州) 越中国・えっちゅう(越州) 越後国・えちご(越州) 佐渡国・さど(佐州、渡州)
山陰道
丹波国・たんば(丹州) 丹後国・たんご(丹州) 但馬国・たじま(但州) 因幡国・いなば(因州) 伯耆国・ほうき(伯州) 出雲国・いずも(雲州) 石見国・いわみ(石州) 隠岐国・おき(隠州)
山陽道
播磨国・はりま(播州) 美作国・みまさか(作州) - 和銅6年(713年)備前国より分割。 備前国・びぜん(備州) 備中国・びっちゅう(備州) 備後国・びんご(備州) 安芸国・あき(芸州) 周防国・すおう(防州) 長門国・ながと(長州)
南海道
紀伊国・きい(紀州) 淡路国・あわじ(淡州) 阿波国・あわ(阿州) 讃岐国・さぬき(讃州) 伊予国・いよ(予州) 土佐国・とさ(土州)
西海道
筑前国・ちくぜん(筑州) 筑後国・ちくご(筑州) 豊前国・ぶぜん(豊州) 豊後国・ぶんご(豊州) 肥前国・ひぜん(肥州) 肥後国・ひご(肥州) 日向国・ひゅうが(日州、向州) 大隅国・おおすみ(隅州) 702年から824年 多褹国・たね 薩摩国・さつま(薩州) 壱岐国・いき(壱州) 対馬国・つしま(対州)
その他
北海道
渡島国・おしま 後志国・しりべし 胆振国・いぶり 石狩国・いしかり 天塩国・てしお 北見国・きたみ 日高国・ひだか 十勝国・とかち 釧路国・くしろ 根室国・ねむろ 千島国・ちしま(樺太・千島交換条約)歴史的仮名遣いでの読み方も書いてください。