最後の晩餐
最後の晩餐(さいごのばんさん)は、キリスト教の新約聖書に記述されている話の一つ。イエス・キリストが処刑される前日、十二使徒と共に摂った夕食。
この場で、使徒がみなユダを含め裏切ると告げられる。
この夕食の起源は、死海文書の研究によれば、クムラン教団(またはエッセネ派)の、聖宴に関する規定に由来するとされている。その規定によれば、パンとぶどう酒が祭司のもとに集められ祝福の祈祷を終えた後、祭司が最初に手をつけてから他の信者に配られたとされている[1]。
この場景を描いた作品は幾つもあるがその中でもレオナルド・ダ・ビンチの絵がよく知られている。 東方正教会では最後の晩餐とは呼ばず、「聖餐制定」と呼び、その聖像をイコノスタシスの中の王門の上におくのが慣わしである。
[1] ジェームズ・H.チャールズウァース編著, 山岡健訳, 『イエスと死海文書』、三交社, 1996.(orig. ''Jesus and the Dead Sea Scrolls.”)