三多摩
三多摩(さんたま)は、東京都西多摩郡、南多摩郡、北多摩郡の3郡のこと。旧武蔵国多摩郡の中部・西部にあたり、現在の東京都のうち、特別区と島嶼を除いた地域(多摩地区)にほぼ相当する。現在、3郡は市制施行等により西多摩郡の一部が残るのみとなったが、現在でもしばしば三多摩と呼ばれる。1878年11月に施行された郡区町村編成法により、多摩郡は東京府部分は東多摩郡、神奈川県部分は西多摩郡、南多摩郡、北多摩郡へと分割された。このうち東多摩郡(現在の中野区、杉並区)が1896年南豊島郡との合併で豊多摩郡となり消滅したため、3郡となった。三多摩の東京府への移管は1893年である。
北多摩郡は現在の武蔵村山市・東大和市・東村山市・清瀬市・東久留米市・西東京市・昭島市・立川市・国立市・小平市・国分寺市・小金井市・府中市・三鷹市・武蔵野市・調布市・狛江市及び世田谷区の西部(旧 砧村・千歳村)の区域。1970年に村山町が武蔵村山市に昇格したのを最後に消滅した。
南多摩郡は八王子市・町田市・日野市・多摩市・稲城市の地域だったが、1971年に多摩・稲城の市制施行に伴い消滅。
西多摩郡は青梅市・福生市・羽村市・あきる野市も含んでいたが、現在は瑞穂町・日の出町・奥多摩町・檜原村の3町1村を残すのみである。