摩周湖
摩周湖(ましゅうこ)は北海道東部の阿寒国立公園にある淡水湖で、古代の火山陥没によって生成されたカルデラ湖である。面積は19.2km2、湖面標高355m、最大水深211.5m。中央に断崖の小島カムイシュ島がある。
周囲は海抜600m前後の切り立ったカルデラ壁となっている。南東端にカムイヌプリ(別名・摩周岳 858m)がそびえる。流入・流出河川はない。 ほぼ全域が、川上郡弟子屈町内にある。
透明度
かつて1931年の透明度調査で、バイカル湖をしのぐ41.6mの透明度を記録している。これは当時確認された世界最高記録である。しかしながら透明度は年々低下、2003年9月の北見工業大学による検査では、透明度20.4mであった。
霧の摩周湖
摩周湖は、景勝地としては古くから知られていたが、交通不便なため長らくマイナーな存在だった。
1966年に布施明が悲壮な絶叫調で歌った歌謡曲「霧の摩周湖」(作詞:水島 哲、作曲:平尾昌晃)がヒットしたことで摩周湖の知名度は一気に高まったが、「摩周湖 = 霧、神秘の湖」のイメージが、過度に定着してしまったきらいはある。作曲者の平尾昌晃は結核により歌手の道を断念して療養中で、訪れたことのない摩周湖を想像でイメージして、この曲を作り上げた。彼は2003年にNHKラジオの放送で、後日訪れた際の摩周湖は「イメージ通りの湖だった」と語っている。
確かに濃霧の際にはほとんど湖面を見ることはできない。しかし実際には摩周湖より、釧路市周辺の海岸部や釧路湿原の方が霧が出やすいとも言う。
交通
弟子屈町側は湖岸西側から南側にかけてのカルデラ上に観光道路が走り、展望台が複数設置されている。JR釧網本線摩周駅、または川湯温泉駅からバスあり。冬季は川湯温泉側からのルートは閉鎖される。
ほかに斜里郡清里町から入る北側の裏摩周展望台もある。こちらはバス便はなく、冬季は閉鎖となる。弟子屈側とは道は通じていない。
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