松川事件
松川事件(まつかわじけん)とは、鉄道のレール外しによる意図的列車妨害事件である。下山事件、三鷹事件と並び、戦後国鉄の三大ミステリーの一。
三鷹事件から1ヶ月後の1949年8月17日午前3時9分(当時は占領中で夏時間が導入されており、現在の午前2時9分)頃、福島県松川町を通過中だった東北本線上り列車が、突如脱線転覆する事件が起こった。犠牲者は蒸気機関車の乗務員3人。
現場は東北本線松川駅-金谷川駅間のカーブ入り口地点で 検証の結果、転覆地点付近の線路継目部のボルト・ナットが緩められ、継ぎ目板が外されているのが確認された。さらにレールを枕木上に固定する犬釘も多数抜かれており、25mのレール自体が、ほとんど真直ぐなまま13mも移動していた。
捜査当局は、この事件を当時国鉄の大量人員整理に反対していた国労と共産党の謀議による犯行と断定。
犯人と目した労組関係者達を次々に逮捕・起訴したが、決定的証拠に欠け、全員無罪となった。
参考資料
下山事件資料館より『松川事件現場』
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