七年戦争
七年戦争(しちねんせんそう) 1756年から1763年 イギリスの財政援助を受けたプロイセンと、オーストリア・ロシア・フランス及びその同盟国との間にヨーロッパで行われた戦争。並行してイギリスとフランスの間では北米、インド、各大洋上で陸海に渡る戦争が行われた。北米での戦争をフレンチ・インディアン戦争、またインドでの戦争をカタルーナ戦争という。なおこれらの戦争を総称して七年戦争と呼ぶこともある。この戦争の結果として、北米、西インド諸島、インドにおけるヨーロッパ各国の植民地の帰属が再編され、北米とインドでの植民地獲得競争におけるイギリスの優位が決定的になった。
フリードリヒ大王の強力な戦争指導とロシアの離反により、戦争はイギリス・プロイセンに側に有利に帰着した。プロイセンはシレジアを領地とした。フランスはインドからほぼ全面的に撤退し、北アメリカの植民地のほとんどを失った。。
1762年には戦争の帰趨はほぼ明らかとなり、オーストリアとプロイセンの間には停戦の交渉がはじめられた。両国間の終戦条約フベルトゥスベルク条約が締結される前に、フランスの主導で1762年11月イギリス・フランス・スペインによるフォンテーヌブロー仮条約が結ばれ、翌1763年2月10日パリ条約の締結により、七年戦争は正式に終結した。