投機
投機(とうき)とは、短期的な価格変動の目論見から利ざやを得ようとする行為。
商取引可能な物であれば全て投機の対象となる可能性があるが、特に株式、商品先物取引、不動産、通貨、債権、などは一定規模の市場(マーケット)があり広く投資・投機の対象となっている。
一般には投機と言う言葉は投資と対義語のように扱われ否定的に語られる場合も見受けられるが、投機は投資という行為の一形態であり、市場(マーケット)においては流動性を高める働きや広義のリスクヘッジの機会を提供するものである。
もとは仏教用語であり、師弟の心機が投合することを言った。
投機を表す英語Speculationには、思索・推測の意味が含まれている。
投機とギャンブルの相違点は、一般的には投機はリスクを少なくするものであり、ギャンブルはリスクを多くするものであるとされる。たとえば競馬はもともと市場に不必要であり、それに対してお金を掛けるため、何もリスクがない状態からリスクを生み出す行為だが、株式や商品の取引は(建前では)市場に必要な行為であり、それに伴って発生する値動きリスクを他人が引き受けて分散する為の物であるため、すでにあるリスクを減らす作用がある。勿論、投機によってかえって価格変動が激しくなる場合もあり、ギャンブルと投機の境界は曖昧である。