曹洞宗
曹洞宗(そうとうしゅう)は、禅宗五家(臨済、いぎょう、曹洞、雲門、法眼)の一つ。
曹洞宗は、日本の禅宗のひとつ。以下は日本における曹洞宗について述べる。
日本における曹洞宗は、鎌倉時代に宋に渡り、曹洞宗天童山で長翁・如浄に師事し1226年に帰国した道元から始まる。
同じ禅宗の臨済宗が時の武家政権に支持され、政治・文化に重んじられたのに対し、曹洞宗は地方豪族や一般民衆に広まっていった。
御詠歌、和讃として、梅花流詠讃歌(ばいかりゅうえいさんか)がある。
教えと禅
「正伝の仏法(しょうでんのぶっぽう)」を伝統とし、「南無釈迦牟尼仏」として釈迦を本尊と仰ぐ。 「即心是仏(そくしんぜぶつ)」の心をもって、主に坐禅により働きかける。曹洞宗の座禅は、「修証一如」(無限の修行こそが成仏である)という道元の主張に基づいて「只管打坐(しかんたざ)」(ひたすら座禅すること)をもっぱらとし、臨済宗の様に公案を使う流れ(悟りのための座禅)は存在するが少ない。
大本山(根本道場)
両大本山の住職を貫首と呼び、2人の貫首が2年交代で管長(宗門の長)の職に就く。 永平寺(えいへいじ) 高祖道元禅師が越前の波多野義重に請われて1244年(寛元2)に開山(福井県永平寺町) 總持寺(そうじじ) 太祖瑩山禅師が能登の定賢律師に請われて1321年(元亨元)に開山、もとは石川県門前町にあったが、火災の後1911年(明治44)に横浜市鶴見区に移転。
主な経典
基本経典 『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』道元禅師が説示したもの(のちに弟子が編集したものを含む) 『伝光録(でんこうろく)』瑩山禅師の説法を側近僧がまとめたもの(提唱録) 日用経典 『修証義(しゅしょうぎ)』明治時代におもに『正法眼蔵』から文言を抜き出して編集された在家信者の為の経典 般若心経(はんにゃしんぎょう)、観音経(かんのんぎょう)」、寿量品(じゅりょうほん)など
関係教育機関
駒澤大学、愛知学院大学、東北福祉大学、苫小牧駒澤大学、鶴見大学 駒澤短期大学、愛知学院短期大学部 駒澤大学高等学校、駒澤大学附属岩見沢高等学校、駒澤大学附属苫小牧高等学校、世田谷学園高等学校、愛知高等学校、多々良学園高等学校、鶴見女子高等学校 世田谷学園中学校、愛知中学校、鶴見女子中学校 宗門関係学校:駒沢学園、豊川学園 宗侶を養成する機関:大本山僧堂、専門僧堂、専門尼僧堂
関連項目
禅、仏教、臨済宗