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日本シリーズ

日本シリーズとは、毎年10月ごろ、その年のセントラル・リーグパシフィック・リーグそれぞれの優勝チームが行うプロ野球シリーズ試合。正式名称は日本選手権シリーズである。但し第1回(1950)~第4回(1953)についてはアメリカ大リーグを参考にして「日本ワールドシリーズ」という名称だった。

• ゲームは7試合で、両チームの本拠地(※)で試合は行われる。基本的に西暦奇数の年はパ・リーグのチーム、偶数年はセ・リーグの優勝チームの本拠地から始めて、1、2、6、7戦を担当する。相手のチームは3、4、5戦のホームチームとなる。先に4勝したチームが日本一となる。 • 延長戦については以前は日没まで、あるいは試合開始から4時間半を経過した時点で次に進まないといったルールがあったが、1986年広島西武の第1戦(延長15回引き分け、その後8戦までもつれる)をきっかけに1987年から一部ルールが見直され、延長戦は第7戦までは18回まで、第8戦以降は回数無制限の完全決着となった。1994年ナイター(3、4、5戦で実施、1995年から全試合拡大)で開催されるようになってからは基本的に第7戦までは延長15回までに短縮された。第8戦以降は従来と同じく完全決着となっている(試合時間は一律無制限)。
(※)例外がある。

(1)1950年度は開催会場を試合ごとに変えて行った。第1戦から神宮、後楽園、甲子園、西宮、中日、大阪の各球場。
(2)1953年は第4戦までは通常通りだったが、第5戦から第7戦は大阪、甲子園、後楽園の順で開かれた。
(3)1962年の第5戦(東映主催)と、1978年のヤクルト主催の4試合全ては、神宮球場の学生野球開催の都合で後楽園球場で代替開催した。
(4)1974年のロッテ主催の第3~5戦は仙台宮城球場ではなく後楽園球場を使用した。
(5)1979,1980年の近鉄主催全ゲームは日生球場が日本シリーズ開催基準の3万人に満たなかったため大阪球場で代替開催した。

2003年

• セ・パ両リーグの人気球団である阪神タイガース福岡ダイエーホークスの対戦となり、西日本を中心に盛り上がった(有料入場者数28万9640人はシリーズ新記録)。第1戦は井川慶と斉藤和巳の両20勝投手の先発で開幕するも両者とも本来の調子ではなく、ともに途中降板する。追いつ追われつのシーソーゲームとなるも、9回、フリオ・ズレータのサヨナラ打で決着。5―4でダイエーが接戦をものにする。第2戦は、ダイエー打線が爆発し、杉内俊哉が8イニングを無失点に抑える好投で、13―0とダイエーが圧勝する。ここまで、本拠地福岡ドームでのダイエーの強さが際立っていた。しかし、場所を阪神甲子園球場に移した第3戦以降、シリーズの流れが変わる。雨天の影響で一日延びた第3戦は、トレイ・ムーアと和田毅の投げ合いとなる。今シリーズ初めての延長戦に突入した試合は、10回の藤本敦士のサヨナラ犠牲フライで決着。2―1で阪神の勝利。翌日の第4戦も、延長戦の末、金本知憲のサヨナラ本塁打で決着。6―5で阪神の勝利。第五戦も、細かい継投で逃げ切った阪神が3―2で勝利。本拠地に戻って息を吹き返した阪神が、王手をかける。ところが、再び福岡に戻りシリーズの流れが変わる。第6戦は、序盤で伊良部秀輝を打ち崩したダイエーが着実に加点。杉内が好投し5―1でダイエーの勝利。最終戦となった第7戦も、序盤でダイエーがムーアを打ち崩し、先発の和田も好投。最後に広澤克実が9回2アウトからソロホームランを放つも、時すでに遅し。ダイエーが6―2で勝利し、ダイエーとしては4年ぶり2度目の日本一に輝いた。シリーズ史上初めて、両球団とも本拠地の試合のみ勝利したため内弁慶シリーズと呼ばれた。MVPは杉内、敢闘賞は金本。

対戦成績

• セ・リーグの32勝22敗

通算記録

• 最多優勝球団 20回巨人 • 最多優勝監督 11回川上哲治 • 最多試合出場 王貞治(巨人) • 最高打率 .365 川上哲治(巨人) • 最多本塁打 29 王貞治(巨人) • 最多打点 66長島茂雄(巨人) • 最多盗塁 14柴田勲(巨人)福本豊阪急) • 最多四球 83 王貞治(巨人) • 最多死球 6 達川光男(広島) • 最多三振 54清原和博(西武―巨人) • 最多試合登板 27堀内恒夫(巨人) • 最多完投 9稲尾和久(西鉄) • 最多勝利 11 稲尾和久(西鉄)堀内恒夫(巨人) • 最多セーブ 8高津臣吾ヤクルト) • 最多投球回 140・1/3 堀内恒夫(巨人) • 最多奪三振 102工藤公康(西武―ダイエー)
勝利チーム監督最優秀選手成績星取表相手チーム監督敢闘賞選手戦評
1950年毎日(パ)湯浅禎夫別当薫4勝2敗○○●●○○松竹小西得郎---1950年の日本シリーズ
1951年巨人(セ)水原茂南村不可止4勝1敗○○○●○南海山本一人---1951年の日本シリーズ
1952年巨人(セ)水原茂別所毅彦4勝2敗○○●○●○南海山本一人---1952年の日本シリーズ
1953年巨人(セ)水原茂川上哲治4勝2敗1分●○△○○●○南海山本一人簑原宏1953年の日本シリーズ
1954年中日(セ)天知俊一杉下茂4勝3敗○○●●○●○西鉄三原脩大下弘1954年の日本シリーズ
1955年巨人(セ)水原円裕別所毅彦4勝3敗○●●●○○○南海山本一人戸川一郎1955年の日本シリーズ
1956年西鉄(パ)三原脩豊田泰光4勝2敗●○○○●○巨人水原茂稲尾和久1956年の日本シリーズ
1957年西鉄(パ)三原脩大下弘4勝0敗1分○○○△○巨人水原茂宮本敏雄1957年の日本シリーズ
1958年西鉄(パ)三原脩稲尾和久4勝3敗●●●○○○○巨人水原茂藤田元司1958年の日本シリーズ
1959年南海(パ)鶴岡一人杉浦忠4勝0敗○○○○巨人水原茂土屋正孝1959年の日本シリーズ
1960年大洋(セ)三原脩近藤昭仁4勝0敗○○○○大毎西本幸雄田宮謙次郎1960年の日本シリーズ
1961年巨人(セ)川上哲治宮本敏雄4勝2敗●○○○●○南海鶴岡一人スタンカ1961年の日本シリーズ
1962年東映(パ)水原茂土橋正幸
種茂雅之
4勝2敗1分●●△○○○○阪神藤本定義吉田義男1962年の日本シリーズ
1963年巨人(セ)川上哲治長島茂雄4勝3敗●○○●○●○西鉄中西太稲尾和久1963年の日本シリーズ
1964年南海(パ)鶴岡一人スタンカ4勝3敗○●●○●○○阪神藤本定義山内一弘1964年の日本シリーズ
1965年巨人(セ)川上哲治長島茂雄4勝1敗○○○●○南海鶴岡一人森下整鎮1965年の日本シリーズ
1966年巨人(セ)川上哲治柴田勲4勝2敗○●○○●○南海鶴岡一人渡辺泰輔1966年の日本シリーズ
1967年巨人(セ)川上哲治森昌彦4勝2敗○○○●●○阪急西本幸雄足立光宏1967年の日本シリーズ
1968年巨人(セ)川上哲治高田繁4勝2敗●○○○●○阪急西本幸雄長池徳二1968年の日本シリーズ
1969年巨人(セ)川上哲治長島茂雄4勝2敗○●○○●○阪急西本幸雄長池徳二1969年の日本シリーズ
1970年巨人(セ)川上哲治長島茂雄4勝1敗○○○●○ロッテ濃人渉井石礼司1970年の日本シリーズ
1971年巨人(セ)川上哲治末次民夫4勝1敗○●○○○阪急西本幸雄山田久志1971年の日本シリーズ
1972年巨人(セ)川上哲治堀内恒夫4勝1敗○○●○○阪急西本幸雄足立光宏1972年の日本シリーズ
1973年巨人(セ)川上哲治堀内恒夫4勝1敗●○○○○南海野村克也野村克也1973年の日本シリーズ
1974年ロッテ(パ)金田正一弘田澄男4勝2敗●○●○○○中日与那嶺要高木守道1974年の日本シリーズ
1975年阪急(パ)上田利治山口高志4勝0敗2分△○○△○○広島古葉竹識山本浩二1975年の日本シリーズ
1976年阪急(パ)上田利治福本豊4勝3敗○○○●●●○巨人長島茂雄柴田勲1976年の日本シリーズ
1977年阪急(パ)上田利治山田久志4勝1敗○○●○○巨人長島茂雄河埜和正1977年の日本シリーズ
1978年ヤクルト(セ)広岡達朗大杉勝男4勝3敗●○●○○●○阪急上田利治足立光宏1978年の日本シリーズ
1979年広島(セ)古葉竹識高橋慶彦4勝3敗●●○○○●○近鉄西本幸雄井本隆1979年の日本シリーズ
1980年広島(セ)古葉竹識ライトル4勝3敗●●○○●○○近鉄西本幸雄小川亨1980年の日本シリーズ
1981年巨人(セ)藤田元司西本聖4勝2敗●○●○○○日本ハム大沢啓二井上弘昭1981年の日本シリーズ
1982年西武(パ)広岡達朗東尾修4勝2敗○○●●○○中日近藤貞雄上川誠二1982年の日本シリーズ
1983年西武(パ)広岡達朗太田卓司4勝3敗○●●○●○○巨人藤田元司西本聖1983年の日本シリーズ
1984年広島(セ)古葉竹識長嶋清幸4勝3敗○●○○●●○阪急上田利治山沖之彦1984年の日本シリーズ
1985年阪神(セ)吉田義男バース4勝2敗○○●●○○西武広岡達朗石毛宏典1985年の日本シリーズ
1986年西武(パ)森祗晶工藤公康4勝3敗1分△●●●○○○○広島阿南準郎達川光男1986年の日本シリーズ
1987年西武(パ)森祗晶工藤公康4勝2敗●○○●○○巨人王貞治篠塚利夫1987年の日本シリーズ
1988年西武(パ)森祗晶石毛宏典4勝1敗○●○○○中日星野仙一宇野勝1988年の日本シリーズ
1989年巨人(セ)藤田元司駒田徳広4勝3敗●●●○○○○近鉄仰木彬新井宏昌1989年の日本シリーズ
1990年西武(パ)森祗晶デストラーデ4勝0敗○○○○巨人藤田元司岡崎郁1990年の日本シリーズ
1991年西武(パ)森祗晶秋山幸二4勝3敗○●○●●○○広島山本浩二川口和久1991年の日本シリーズ
1992年西武(パ)森祗晶石井丈裕4勝3敗●○○○●●○ヤクルト野村克也岡林洋一1992年の日本シリーズ
1993年ヤクルト(セ)野村克也川崎憲次郎4勝3敗○○●○●●○西武森祗晶清原和博1993年の日本シリーズ
1994年巨人(セ)長嶋茂雄槙原寛己4勝2敗●○○●○○西武森祗晶清原和博1994年の日本シリーズ
1995年ヤクルト(セ)野村克也オマリー4勝1敗○○○●○オリックス仰木彬小林宏1995年の日本シリーズ
1996年オリックス(パ)仰木彬ニール4勝1敗○○○●○巨人長嶋茂雄仁志敏久1996年の日本シリーズ
1997年ヤクルト(セ)野村克也古田敦也4勝1敗○●○○○西武東尾修松井稼頭央1997年の日本シリーズ
1998年横浜(セ)権藤博鈴木尚典4勝2敗○○●●○○西武東尾修大塚光二1998年の日本シリーズ
1999年ダイエー(パ)王貞治秋山幸二4勝1敗○●○○○中日星野仙一川上憲伸1999年の日本シリーズ
2000年巨人(セ)長嶋茂雄松井秀喜4勝2敗●●○○○○ダイエー王貞治城島健司2000年の日本シリーズ
2001年ヤクルト(セ)若松勉古田敦也4勝1敗○●○○○近鉄梨田昌孝ローズ2001年の日本シリーズ
2002年巨人(セ)原辰徳二岡智宏4勝0敗○○○○西武伊原春樹カブレラ2002年の日本シリーズ
2003年ダイエー(パ)王貞治杉内俊哉4勝3敗○○●●●○○阪神星野仙一金本知憲2003年の日本シリーズ


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