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日本建築学会賞

日本建築学会賞(にほんけんちくがっかいしょう)は日本国内における建築・建設分野で功績をあげた個人・団体を称え授与される賞。

種類

昭和18年までの旧制度では学術賞・技芸賞があった。現在は建築物に対しては作品選奨・奨励賞が与えられる。この他に論文に対しては奨励賞、伝統技能の継承や伝統文化の研究には文化賞、新規性のある工法や施工方法に対しては日本建築学会賞の施工部門が授与されるほか、行政・著作・調査・学術高揚・業績などに対しても日本建築学会賞が贈られる。
大賞は前記全ての分野を対象に建築分野で永年の貢献をした個人に贈られる。

歴代受賞作品・受賞者

大賞

以下のリストは永年の優れた建築・建設分野の功績を称える大賞を列記したものである。
2004年 建築設計力学に関する研究と発展に対する貢献 中村恒善
2004年 わが国における近代都市計画史の研究とその発展に尽くした功績 石田頼房
2003年 建築材料、施工および建築性能論に関する一連の研究と技術普及活動による建築界への貢献 白山和久
2003年 我が国における西洋建築史学の確立と建築文化財保存の実践に対する貢献 飯田喜四郎
2002年 建築構造学、特に鉄骨構造の研究、教育と発展に対する貢献 加藤勉
2002年 建築環境工学、特にホールの音響設計法をはじめとする建築音響学の発展に対する貢献 石井聖光
2001年 建築構造学、海洋建築工学の研究とその発展に尽くした功績 松岡理
2001年 現代都市における近代建築のあり方を追求した一連の創作活動による建築界への貢献 槇文彦
2001年 住まいを中心とした建築計画研究の確立と建築教育の発展に対する貢献 鈴木成文
2000年 都市づくりの理論及び手法の構築とその実践 田村明
2000年 建築構造工学に関する研究と発展に対する貢献 五十嵐定義
1999年 建築構造学,特に極限解析、塑性設計の研究、教育の発展に対する貢献 田中尚
1999年 建築歴史、意匠分野における教育、研究上の多大な功績と文化財行政に対する多大な功績,原爆ドーム保存における技術的な貢献 佐藤重夫
1998年 建築環境工学の発展に尽くした功績 斎藤平蔵
1998年 耐震工学及び自然災害科学の発展に寄与した一連の功績 志賀敏男
1997年 建築と都市の統合的把握に基づく一連の設計活動、社会的活動、建築教育における功績 大谷幸夫
1997年 耐震工学ならびに基礎工学の研究と発展に対する貢献 大崎順彦
1996年 鋼構造建築の研究と発展への貢献 藤本盛久
1996年 建築構法計画に関する一連の研究および設計活動による建築界への貢献 内田祥哉
1995年 日本近代建築史研究による建築学発展への貢献 村松貞次郎
1995年 建築構造学に関する研究と建築技術普及に寄与した功績 谷資信
1994年 戦後わが国の居住水準の向上及びリージョナル、プランニングにおける国際協力への貢献 本城和彦
1994年 建築防火工学の発展と体系確立に対する貢献 川越邦雄
1993年 建築環境工学,建築衛生学の発展に寄与した功績 小林陽太郎
1993年 建築材料に関する一連の研究と技術普及活動による建築界への貢献 西忠雄
1992年 建築環境工学,建築設備工学の発展に関する一連の業績 勝田高司
1992年 建築構造学に関する研究と発展に対する貢献 若林實
1991年 建築学の海洋工学への参加,活動における長年の多大な功績 加藤渉
1991年 建築設備の発展に貢献した功績 井上宇市
1991年 建築の文化的向上と国際交流に関する多大の功績 清家清
1990年 地震工学の発展に関する一連の功績 小堀鐸二
1990年 建築と都市のもつ文化的意義の高揚とその建築法制における位置づけに関する多大な功績 芦原義信
1989年 日本建築史の広い分野にわたる顕著な研究業績 太田博太郎
1989年 建築構造の発展に寄与した功績 松下清夫
1988年 建築耐震構造に関する研究と発展に対する貢献 梅村魁
1988年 建築設計、建築論、建築教育における一連の業績 大江宏
1987年 建築計画学の確立と建築教育の発展に対する貢献 吉武泰水
1987年 金属系構造物の発展に対する多年の貢献 鶴田明
1986年 建築構造学,基礎工学の発展とその関連分野の振興への貢献 横尾義貫
1986年 文化財保存修復技術の近代化と国際交流における功績 関野克
1986年 建築構造に関する研究ならびに建築構造を通じて広く関連各界の発展に貢献した業績 加藤六美
1986年 古建築、遺跡の歴史意匠的研究とその復原的設計における功績 藤島亥治郎
1986年 住宅問題および建築経済における多年の業績 谷重雄
1986年 鉄筋コンクリート工学の体系化への貢献 坂静雄
1986年 住居学、建築計画学、地域計画学の発展に対する貢献 西山夘三
1986年 日本における現代建築の確立と国際的発展への貢献 丹下健三
1986年 地域の風土に根ざした町づくりと優秀な建築の創作活動による建築界への貢献 浦辺鎮太郎
1986年 鋼構造建築に関する研究と設計に関する一連の業績 仲威雄
1985年 建築遺構ならびに遺跡にたいする実証的研究方法の確立と復原研究による日本建築史学および関連史学への貢献 浅野清
1984年 建築耐震構造学に関する一連の研究と耐震工学の発展に貢献した業績 谷口忠
1983年 建築計画原論、環境工学に関する研究、教育の功績 平山嵩
1982年 都市大火対策の理論体系確立と建築研究の促進に寄与した功績 藤田金一郎
1981年 建築構造学ならびに建築構造学を通じて多年にわたり建築界の発展に貢献した業績 二見秀雄
1980年 日本建築史の研究による建築学および関連史学への貢献 福山敏男
1979年 建築材料に関する一連の研究活動による建築界への貢献 狩野春一
1978年 都市、農村計画の体系化と発展および建築、都市行政の推進に寄与した貢献 高山英華
1977年 近代建築のヒューマニゼイションによる建築界への貢献-作家研究と作家活動の詩的統合- 今井兼次
1976年 平面および曲面構造に関する研究と設計に関する一連の業績 坪井善勝
1975年 建築環境工学における理論体系の発展に対する貢献 前田敏男
1974年 ヴィトルヴィウス研究ならびに西洋古典学に基づく建築論形成への貢献 森田慶一
1973年 都市防災における火災工学の発展に対する貢献 浜田稔
1972年 永年にわたる優秀な建築の創作活動による建築界への貢献 村野藤吾
1971年 考現学、生活学の提唱と建築計画に対する一連の貢献 今和次郎
1970年 耐震工学に関する研究 武藤清
1969年 創作と研究による建築的伝統発展への貢献 堀口捨己
1968年 近代建築の発展への貢献 前川国男

作品選奨・奨励賞

以下のリストは近年中に竣工した優れた建築に対して授与される作品選奨・奨励賞を列記したものである。 >
受賞年 受賞作品 受賞者 場所
2004年 第55回 国立国会図書館関西館 陶器二三雄 京都府相良郡精華町
ポーラ美術館 安田幸一 神奈川県足柄下郡箱根町
福島県立郡山養護学校 渡部和生 福島県郡山市富田町
2003年 第54回 芦北町民ホール 阿部仁史
小野田泰明
熊本県葦北郡芦北町
せんだいメディアテーク 伊藤豊雄
佐々木睦朗
宮城県仙台市青葉区春日町
ひらたタウンセンター 富永譲 山形県飽海郡平田町
2002年 第53回 公立はこだて未来大学 山本理顕
木村俊彦
北海道函館市亀田中野町
W-HOUSE 渡辺明
地下鉄大江戸線飯田橋駅 渡辺誠 東京都
2001年 第52回 東京国立博物館法隆寺宝物館 谷口吉生 東京都台東区
熊本県立農業大学校学生寮 藤森照信 熊本県
中島ガーデン 松永安光 静岡県富士市
2000年 第51回 ビッグパレットふくしま 北川原温 福島県郡山市
曼月居 齋藤裕 北海道札幌市
1999年 第50回 潟博物館 青木淳 新潟県
高知県立中芸高校格技場 山本長水 高知県
グラスハウス 横河健
1998年 第49回 川上村林業総合センター 飯田善彦 長野県南佐久郡
国際情報科学芸術アカデミーマルチメディア工房 妹島和世
西沢立衛
岐阜県大垣市
ふれあいセンターいずみ 武田光史 熊本県八代郡
新国立劇場 柳澤孝彦 東京都渋谷区
1997年 第48回 登米町伝統芸能伝承館 隈研吾 宮城県登米郡
千葉私立打瀬小学校 小嶋一浩
工藤和美
小泉雅夫
堀場弘
千葉県千葉市
佐木島プロジェクト 鈴木了二 広島県三原市
愛知県児童総合センター 仙田満
藤川壽男
愛知県愛知郡
1996年 第47回 黒部市国際文化センター 新居千秋 富山県黒部市
日本橋の家 岸和郎 大阪府大阪市
植村直己冒険館 栗生明 兵庫県城崎郡
彩の国さいたま芸術劇場 香山壽夫 埼玉県与野市
1995年 第46回 塔の家から阿佐ヶ谷の家に至る一連の都市型住宅 東孝光 東京都
リアスーク美術館 石山修武 宮城県気仙沼市
熊本県営竜蛇平団地 元倉眞琴 熊本県熊本市
関西国際空港旅客ターミナルビル レンゾ・ピアノ
岡部憲明
大阪府泉佐野市
1994年 第45回 阿品の家 村上徹 広島県廿日市市
用賀Aフラットをはじめとする一連の集合住宅 早川邦彦 東京都
1993年 第44回 東大和療育センター・都立北多摩看護専門学校 船越徹 東京都世田谷区
海の博物館 内藤廣 千葉県勝浦市
ダイキン・オー・ド・シェル 室伏次郎 長野県茅野氏
1992年 第43回 ネクサス・ワールド レム・コールハース棟 レム・コールハース 福岡県福岡市東区
1991年 第42回 東京武道館 六角鬼丈 東京都足立区
1990年 第41回 広島市立現代美術館 黒川紀章 広島県広島市南区
1989年 第40回 キリンプラザ大阪 高松伸 大阪府大阪市中央区
小国町における一連の木造建築 葉祥栄 熊本県阿蘇郡小国町
1988年 第39回 雑居ビルの上の住居 山本理顕 東京都
シャープ労働組合研修レクリエーションセンター 瀧光夫 大阪府四畷市
1987年 第38回 龍神村民体育館 渡辺豊和 和歌山県日高郡龍神村
1986年 第37回 目神山の一連の住宅 石井修 兵庫県西宮市
眉山ホール 長谷川逸子 静岡県静岡市
田崎美術館 原広司 長野県北佐久郡
シルバーハット 伊東豊雄 東京都中野区
1985年 第36回 球泉洞森林館 木島安史 熊本県球磨郡球磨村
釧路市立博物館 毛綱毅曠 北海道釧路市
1984年 第35回 藤沢市秋葉台文化体育館 槇文彦 愛知県名古屋市
1983年 第34回
1982年 第33回 長野市立博物館 宮本忠長 長野県長野市
1981年 第32回 名護市庁舎 象設計集団 沖縄県名護市
1980年 第31回 筑波研究学園都市 東畑謙三 茨城県つくば市
資生堂アートハウス 谷口吉生 静岡県掛川市
1979年 第30回 住吉の長屋 安藤忠雄 大阪府大阪市
1978年 第29回 成城学園 増沢洵 東京都世田谷区
内田祥哉
1977年 第28回
1976年 第27回
1975年 第26回 群馬県立近代美術館 磯崎新 群馬県高崎市
最高裁判所庁舎 岡田新一 東京都千代田区
1974年 第25回 所沢聖地霊園 池原義郎 埼玉県所沢市
倉敷アイビースクエア 浦辺太郎 岡山県倉敷市
1973年 第24回 北海道開拓記念館 佐藤武夫 北海道札幌市
1972年 第23回 篠原一男
1971年 第22回 佐賀県立博物館 高橋てい一 佐賀県佐賀市
1970年 第21回 佐賀県立九州陶磁文化館 内田祥哉
三井所清典
佐賀県西松浦郡有田町
1969年 第20回 大手町電電ビル別館 日本電信電話公社 東京都
大阪駅前市街地改造事業 東畑謙三
1968年 第19回 千葉県文化会館 大高正人 千葉県千葉市中区
1967年 第18回 大分県立大分図書館. 磯崎新 大分県大分市
1966年 第17回 前川國男
1965年 第16回
1964年 第15回 出雲大社庁の杜 菊竹清訓 島根県簸川郡大社町
1963年 第14回
1962年 第13回 名古屋大学豊田講堂 槇文彦 愛知県名古屋市
前川國男
1961年 第12回 前川國男
日比谷電電ビル 日本電信電話公社 東京都
1960年 第11回 旭川市庁舎 佐藤武夫 北海道旭川市
1959年 第10回 大江宏
1958年 第9回 中国電電ビル 日本電信電話公社
1957年 第8回 倉吉市庁舎 丹下健三
岸田日出刀
鳥取県倉吉市
1956年 第7回 丹下健三
関東逓信病院 日本電信電話公社 東京都
1955年 第6回 前川國男
丹下健三
1954年 第5回
1953年 第4回 前川國男
1952年 第3回 広島平和会館 丹下健三 広島県広島市中区
リーダーズ・ダイジェスト東京支社 アントニン・レイモンド 東京都
1951年 第2回
1950年 第1回

外部リンク

日本建築学会公式サイト



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